小栗旬=信長は BL で、山田孝之=秀吉は“ゲスの極み”? 『信長協奏曲』のウラ知識
 こんにちは。歴女&温泉ソムリエ芸人、志真うたです。

 大ヒット中の映画『信長協奏曲(コンチェルト)』、ご覧になりましたか?

 小栗旬さん演じるさわやか織田信長と、山田孝之さん演じる硬派な豊臣秀吉、カッコよすぎです! が、実在の二人はどうだったのでしょうか?

 教科書には決して載らないエピソードをご紹介します。

◆マッチョ好きなBLは仕事のため?

 映画では柴咲コウさん演じる帰蝶とラブラブだった信長。実際子だくさんな信長ではありますが、女性との深いエピソードはほとんど残っていません。

 どちらかというと森蘭丸、前田利家といったお小姓くんたちとのBLで有名だったりします。ちなみに信長の容姿は「長身痩躯」「色白」「女子と見まがう美形」……まさに小栗旬さん! ピッタリですね!

 そんな信長が愛した美少年のイメージが強い森蘭丸くんは家系から推測するにゴリマッチョ、前田利家こと犬千代くんも容姿端麗ですが長身の大男であったと伝えられています。

 つまりは信長さまは……マッチョ好き! 多分ネコ!

 この時代のBLは恋愛要素だけでなく仲間として結束を深めるため、とも言われてますから、今で言う「家庭よりも仕事」人間だった、というところでしょうか。

 とはいえ、仕事場で同僚男子とイチャイチャ……女としては複雑!

◆子供にキラキラネームを付けたのも有名

 そんな信長さん。子供にキラキラネームをつけたことでも有名です。「奇妙丸」「茶筅(ちゃせん)丸」、3月7日に生まれた子は「三七」、その次に生まれた子は「於次(おつぎ)丸」、さらには「良好」「緑」、あげくの果てに「人」なんて名前も。

 大人になったら改名するとはいえ、いくら何でもこれは……。

「うつけ者」と呼ばれ奇抜なファッションに身を包み、奇想天外な政策をたくさん行った信長さん。独特のセンスは凡人には理解できないのかもしれません。でもこんな名前やだよー。パパ!

⇒【YouTube】「信長協奏曲」予告 http://youtu.be/jy_j6gxeoik

◆まさに「ゲスの極み」?女好きで“糟糠の妻”を泣かす

 一夫多妻の時代とはいえ、他の武将も引き気味で見ていたのが、山田孝之さんが演じる秀吉の女癖。

 百姓出身の秀吉はとにかく「身分の高い女性」好きで「美女好き」。自分の家臣の嫁や妾を奪おうとしたり、娘を差し出させたり、美少年に出逢うと「姉か妹はおらぬか?」ときいたり。

 現代のチャラ男もビックリのがっつきぶり。チャラい。チャラすぎる。

 容姿はいまいちだけど仕事ができて地位もある。一昔前によく話題になったIT系社長と女優さんモデルさんの関係みたい……。そう考えると今も昔も大して変わりはないですね。

 そんな秀吉には「ねね」という、大出世前から支え続けたまさに「糟糠(そうこう)の妻」と呼ばれる正室(正妻)がいました。

 女癖のひどすぎる旦那にストレスMAXのねねが泣きついたのは信長。すると信長は、なんとねねに励ましの手紙を!

 その内容は、容姿を褒めお土産センスを褒め、あのハゲネズミにはもったいない女性なんだから自信を持って!といった具合。

 なんてお優しい……。

 秀吉の女好きはその後も変わりませんでしたが、二人の絆が崩れることはなく、秀吉は誰よりもねねを気遣い、頼り、生涯愛妻家であり恐妻家であったのでした。

 めでたし。めでた……いか? やっぱり現代の感覚では理解できませんね!

 ちなみに映画の中では女の子大好きすぎた濱田岳さん演じる徳川家康くん。実際には若い時には熟女好き、老いてはロリコン、60歳をすぎてからも数人世継ぎをもうけています。その秘訣はなんと自作の精力剤!

 天下を取る人たちはやっぱり性欲も強いんですね。納得です。

 すでに興行収入が20億円を突破した映画『信長協奏曲』。ストーリーを楽しむのはもちろんのこと、信長を囲む武将たちにも注目してみると面白さも倍増です!

「信長協奏曲」公式サイト
http://nobunaga-concerto-movie.com/

<TEXT/志真うた>

【志真うた】お笑いタレント・温泉ソムリエ・イラストレーター・歴史恋愛研究家。
ブログ http://shima-uta.com/