8日、韓国最高裁は同日、「戦時中、日本に強制徴用されて働かされた後、北朝鮮に戻って亡くなった場合でも、韓国政府が慰労金を支給しなければならない」とする判決を下した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月8日、韓国・KBSによると、韓国最高裁は同日、「戦時中、日本に強制徴用されて働かされた後、北朝鮮に戻って亡くなった場合でも、韓国政府が慰労金を支給しなければならない」とする判決を下した。

韓国最高裁は同日、92歳のカン氏が「兄の慰労金を支給してほしい」として、行政自治部長官を相手に起こしていた裁判で、原告勝訴とした控訴審判決を確定させた。最高裁は「憲法上、北朝鮮は韓国の領土であるため、北朝鮮住民も韓国国民に含まれる」とし、「南北分断や朝鮮戦争などで、本人の意思とは無関係に北朝鮮政権の支配下に置かれた以北地域住民を、慰労金支給対象から外す理由はない」と説明した。

カン氏の兄は1943年に日本に強制徴用されて働かされた後、北朝鮮に帰還して死亡した。2009年に「強制徴用被害者」として認定されたが、国外強制動員犠牲者支援委員会は「カン氏の兄は北朝鮮に戸籍を置いており、韓国国籍を有していない」との理由で慰労金を支給しなかった。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「慰労金は南北統一後に渡せばいい」

「核開発のために使われるのでは?」

「明日から税金を払いたくない」

「北朝鮮の国籍を有した人などいない。北朝鮮は国ではないから」

「北朝鮮の住民らは金正恩(キム・ジョンウン)に慰労金を要求するべき。そんな時だけ韓国に頼るな」

「まずは韓国内の問題を解決してほしい。北朝鮮住民について考えるのはそれからだ」

「そう言いながら、北朝鮮を“国扱い”しているところが気に入らない。憲法にも『北朝鮮は韓国の敵』と書かれていなかった?」

「北朝鮮が韓国の領土なら、韓国の土地を不法占拠している金正恩を今すぐ逮捕しよう」

「北朝鮮が韓国の領土?自由に行き来することもできないのに?」(翻訳・編集/堂本)