台湾メディア・東森新聞雲は7日、6日早朝に台湾で発生したマグニチュード6.4の大地震に対して、5年前の東日本大震災で被災した宮城県仙台市に本拠地を置く東北楽天ゴールデンイーグルスが、キャンプ地の沖縄で黙とうを捧げたことを報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 台湾メディア・東森新聞雲は7日、6日早朝に台湾で発生したマグニチュード6.4の大地震に対して、5年前の東日本大震災で被災した宮城県仙台市に本拠地を置く東北楽天ゴールデンイーグルスが、キャンプ地の沖縄で黙とうを捧げたことを報じた。

 記事は、楽天の選手・関係者一同が7日の練習前にグラウンドに集合して黙とうを捧げ、震災からの一日も早い復興を祈ったと伝えた。6日の地震では台南市で建物の倒壊が相次ぎ、大きな被害が出ていると伝えるとともに、楽天の本拠地である仙台市が同市と姉妹都市であることを紹介した。

 また、「被災地に身を置くプロ野球団として、犠牲者に哀悼の意を表するとともに、黙とうを捧げます」という五十井寛之統括本部管理部長のコメントを併せて伝えている。

 日本と台湾とのスポーツ交流で最も盛んなのは、やはり野球だろう。2011年3月の東日本大震災発生後、その「絆」はさらに深まっている。12年3月には日本で復興支援日台親善試合が開かれた。そして13年のWBCでの日台戦では、日本のファンが「台湾ありがとう」といったメッセージボードを掲げ、試合後には台湾代表がマウンドを囲んで場内の観客に一礼するといった「心の交流」が記憶に新しい。

 地震は不幸をもたらすものであり、被害が発生するたびに心が痛む。その一方で、地震の脅威という同じ運命を抱える日本と台湾の、野球を通じた「絆」がますます深まっていると言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)