7日、北朝鮮によるミサイル発射を受けての韓国国民の反応について韓国メディアが報じたが、韓国のネットユーザーが、これに本音とみえるコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月7日、韓国・YTNは、北朝鮮によるミサイル発射を受けての韓国国民の反応について報じた。折しも韓国は旧正月の連休に入ったところ。市民らは、不安を抱えながらもおおむね落ち着いた反応をみせている。

駅で娘を連れて歩いていた若い母親は、「夫の実家で義母が待っているので、楽しみ半分、不安半分で帰省する」とインタビューに答え、これから列車に乗るという男性は、「関心を引くために、お正月のような、人がたくさん移動する時にミサイルを発射したのでは」と北朝鮮の意図を冷静に分析した。また、南北軍事境界線に近い統一展望台を訪れていた親子は、「確かに少し驚きはしたが、特に気持ちが変わった部分はない」と、落ち着いた様子だった。

しかしこれが北朝鮮に程近い韓国西端の白ニョン(ペンニョン)島の住民となると、受け止めはやや深刻なようだ。「とにかく不安だ。ミサイルやその残骸が落ちるかもしれないと思うと…。(島に)来ていた旅客船が引き返すことになるのではという心配もある」と語った。

一方、韓国のネットユーザーから寄せられたコメントに不安を訴える声は見当たらない。こうした声が、むしろ韓国国民の本音を反映しているのだろうか。

「心配要らないよ。何も起こりっこない。政府が国民の不安を助長してるだけだ」
「本当にムカつく。朴槿恵(パク・クネ)大統領はきっと心の中で笑ってる」
「確かに時期としてはお正月は最高だね。インパクト大だよ」
「韓国人にとっての本当の大ごとは、朴大統領の任期がまだ2年残っているということ」

「国民が恐れているのは、果たして北朝鮮のミサイルか。それとも上がり続ける家賃や物価、雇用不安の方か」
「人工衛星にしろミサイルにしろ、本心ではうらやましい」
「もし北朝鮮のターゲットが韓国だったなら、どんなミサイルでもとっくに打たれてるよ」

「これは総選挙対策。まるで戦争が起こったみたいに騒いでるよ」
「大陸間弾道ミサイルで韓国を攻撃するて、おかしくない?」
「選挙が近づくと毎回出てくるレパートリーの一つ。こんなことはもうやめようよ。本当に逃げなきゃいけない状況になっても、信じられなくなりそうだ」(翻訳・編集/吉金)