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SOLIDWORKSは2月3日(現地時間)、米テキサス州ダラスで開催した年次イベント「SOLIDWORKS WORLD 2016」で「SOLIDWORKS 2017」に追加される可能性のある新機能を公開した。

同イベントでは最終日に有名な作品をパロディした寸劇で次期製品の新機能を公開するのが毎年恒例となっている。2014年は「バットマン風」、2015年は「冒険隊風」の寸劇が繰り広げられた。今年の題材はなんと「スターウォーズ」で、「SOLIDWORKS 2017」を紹介する「ルーク・スケッチドロワー」や古い技術に固執する「ダーススクリーンセーバー」が登場した。以下、公開された新機能の一部を紹介する。

TRANSPARENT SECTION VIEWS
断面を見たい場合、これまでは実際に断面を切る必要があったが、SOLIDWORKS 2017では透明化コマンドにより断面を表示することが可能になる。

MULTI-SHEET PROPERTY EDITS
図面プロパティ編集時に、複数のシートに対して図面の大きさ、スケールなど、変更をまとめて反映することができる。

WRAP SKETCHES ONTO ANY SURFACE OR ONTO MULTIPLE SURFACES
従来はスケッチを球面と円錐面にしか巻きつけることができなかったが、この制約が無くなるほか、複数のサーフェスに巻きつけることができる。

MAGNETIC MATES
アセンブリの中に、コネクトポイントを設定し、合致ができるようになった。FA分野などで効果的。

EDRAWINGS OPENS MANY MORE FORMATS
eDrawingsが Autodesk Inventor、PTC Creoなど、他社CADもにも対応。

OPEN AND USE MANY CAD FORMATS
SOLIDWORKSの中で他社CADのファイルを変換せずに読み込んでアセンブリに配置することができるようになる。

○SOLIDWORKS WORLD 2017はLAで開催!

ジャン・パオロ・バッシ氏がCEOに就任して2回目となるSOLIDWORKS WORLDだったが、エンジニア以外にも目を向けたレンダリング製品「SOLIDWORKS Visualize」をポートフォリオに加えるなど、プラットフォーム化する方針を強く打ち出した内容となった。一方、エンジニアリングの面でも設計要件からモデルを最適化するジェネレーティブデザイン技術を実現した「X Design」も発表するなど、先進的な取り組みが続けられている。気が早いかもしれないが、2017年2月5日〜8日にカリフォルニア州ロスアンゼルスで開催されることが発表された「SOLIDWORKS WORLD 2017」でも、これまでの「ものづくり」の常識を打ち破るような技術の提案に期待したい。

(神山翔)