アロエといえば軟膏タイプのものを冬に起こりやすい、ひびやあかぎれなどのトラブルに使う印象が強いかもしれません。しかしアロエはアロエヨーグルトのほか、健康食品や化粧品にも使われる万能植物。風邪や美白にも効果があるといわれるアロエ成分の効能、そして美白効果が高くとってもおすすめのアロエ化粧水の作り方についてもご紹介しましょう。

キダチアロエとアロエベラの違いを知っている?

キダチアロエは古くから家庭で栽培されているアロエです。育てやすいので路地やベランダで鉢植えにされて、やけどの手当てなど民間療法にも使われています。しかしキダチアロエは苦味が強いため、アロエヨーグルトなど食品にはアロエベラが使われます。世界的にはアロエベラのほうが良く栽培されています。

アロエに含まれる主な成分は?

どちらのアロエにも苦味のある成分が含まれています。これはアロインと呼ばれ、葉の裏に層を作って存在しています。体内ではアロエエモジントいう成分に変わります。この成分は、便秘解消や健胃作用、炎症を抑える作用が認められています。抗菌作用を持つアロエシン、抗ガン作用が期待されるアロミチンやアロクチンA、抗腫瘍作用があるアロエマンナン、抗潰瘍作用を持つアロエウルシンなどさまざまな成分の健康効果が研究結果として報告されています。

美白効果のあるアロエチン

アロエチンもアロエベラとキダチアロエに含まれています。殺菌・抗菌力と解毒作用が高い成分で、肌荒れや化膿した皮膚の治療に用いられます。風邪や肝臓の病気にも効能があるとされています。シミやそばかすなどの原因となるメラニン色素を抑制する効果もあるので、美白が気になる人は、ぜひ摂りたい成分です。アロエ化粧水は市販のものもありますが、ホワイトリカーに洗ったアロエベラまたはキダチアロエを5センチぐらいに切って浸けこむだけで作ることができます。消費期限は2週間程度と、比較的長持ちします。アルコールを使わない作り方としては、精製水100mlとグリセリン小さじ1杯を準備して、アロエの葉を浸けこみます。こちらはアルコールが入らないので、冷蔵庫などで低温保存して2週間程度を目安に使ってください。


writer:松尾真佐代