5日、韓国メディアによると、韓国の旧正月は家族や親せきが集まって過ごすことが一般的だが、このところ韓国では旧正月にあえて予定を入れ、故郷に帰らない若者が急増している。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

写真拡大

2016年2月5日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の旧正月(今年は2月8日)は家族や親戚が集まって過ごすことが一般的だが、このところ韓国では旧正月にあえて予定を入れ、故郷に帰らない若者が急増している。

ソウルの広告会社に勤めるカンさん(27)は、旧正月連休が始まる前日に視力矯正手術を受けることにした。冬休みなど、これまでにも手術を受けるチャンスはあったが、カンさんは「祭日のたびに家族や親せきに会いたくない」との理由で、あえてその日を選んだ。「手術後は安静にしていなければならない」と言い訳し、故郷に帰らないつもりだという。カンさんは「『そんな小さな会社に通うために大学に通ったのか?』『いつ大企業に転職するの?』など、親戚からの質問攻めにあうのが嫌だ」とし、「来年の旧正月も予定を入れ、故郷には帰らないつもり」と話した。

最近の韓国では、カンさんのように、お土産の準備や家事の手伝い、親戚からの質問攻めや説教などの「祭日ストレス」から逃げる「祭日バグアウト(逃亡)族」が急増している。あるアルバイト情報サイトが行った調査によると、サイト登録者の50.4%が「旧正月連休にアルバイトの予定を入れる」と回答した。また、家族や親戚と会いたくない就活生のための「待避所」まで登場。ある外国語学院は「旧正月の連休期間中、就活生を対象に『祭日待避所』と称した講義室や自習室などを無料で開放する。約1000人が利用する予定だ」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「普段は無関心で親しくもない親戚に説教されるのはとても気分が悪い」
「過度な関心は相手を傷つける場合がある」

「自分の子供も就職が決まらないからなのか、最近は親戚が静かになった」
「説教されるくらいなら、家で1人過ごした方がまし」

「結婚すれば解放されると思っていたが、甘かった。『子供はまだか?』『どんな家に住んでいる?』と、もっと干渉されるようになった…」
「旧正月に実家に帰る時は、兵役入隊した時と同じような気持ちになる」

「質問や説教をするだけで助けてくれない。海外で暮らしている人たちが本当にうらやましい」
「『家族』は昔の言葉。自分以外はみんな他人だ」(翻訳・編集/堂本)