中国メディアの騰訊網はこのほど「和服を1回も着たことがないなんて。あなたは自分がどれだけ美しいか分かっていません!」と題する記事を掲載した。(写真は環球網報道の画面キャプチャ)

写真拡大

 中国メディアの騰訊網はこのほど「和服を1回も着たことがないなんて。あなたは自分がどれだけ美しいか分かっていません!」と題する記事を掲載した。

 中国でも、日本の和服はよく知られている。たいていの中国人は写真や映像で見たことがあるはずだ。しかし中国国内にいたのでは、日本文化関連のイベントにでも行かない限り、実際に和服を着る機会は、そうないはずだ。

 中国メディアが、和服の画像や映像を伴う記事を、もっとも多く配信するのは、成人の日だろう。今年(2016年)の場合、例えば中国メディアの環球網が「日本の成人式 美少女のすばらしさ、和服の魅惑」と題して43枚の画像からなる写真記事を配信した。その他の多くのネットメディアも成人式に絡めて日本女性の和服姿の写真を数多く配信した。

 中には、「ミニスカート様式」など、どちらかと言えば「コスプレ」に分類されるべき衣装も「和服」として扱われた。また、いずれも和服姿で、くわえたばこで歩く女性や、成人式というのになぜか「とても慣れた様子」でビールで乾杯しあう女性グループの写真も紹介された。

 多少の“悪意”を感じないでもないが、和服を着るといっても必ずしも伝統意識が強いわけではないと、紹介したかったようだ。

 記事には、「礼節の国の中国でも、成人式を実施すべきだ」、「新成人の若者に、(成人式というセレモニーで)自己の行動に責任を持つこと、独立すること、社会に貢献すべきことを訓示することはようことだ」と、成人式を評価するコメントも寄せられた。

 中国メディアの捜狐は1月末になり、栃木県・日光の江戸村を訪問した紀行記事を掲載。和服を着る体験をするなら格好の場所と紹介した。

 同地には江戸時代の街並みがよく再現されていると説明。さらに貸衣装として忍者や花魁の衣裳を含めて、さまざまな種類の和服が用意されていると説明し、どれでもよいから、体験すべきだと勧めた。

 記事は和服を着て、江戸時代の風情がある街を歩くのは独特な得難い体験であり、着る人を引き立てて見せる和服について、「和服を1回も着たことがないなんて。あなたは自分がどれだけ美しいか分かっていません!」と断言した。(編集担当:如月隼人)(写真は環球網報道の画面キャプチャ)