学生の窓口編集部

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日本電気といえば、日本を代表するエレクトロニクスの大メーカー。略称はNEC。――と、それくらいの知識は、一般社会にだいたい浸透していると思うのだが。

そんな常識をひっくり返す、とある"事件"がTwitter上にアップされ、それがまたたく間に拡散して大きな話題となっている。きっかけは、「闇のタッパたん(15歳清純派)@tappatan」さんが2月5日に上げた、次のようなつぶやき。

カフェで後ろの女子集団の会話聞こえてきた。
『カレシがぁ、なんかぁ、日本電気?とかいう電気屋に就職するとか言っててぇ、そこらの電気屋とか有り得なくない?』
えっ。

さらに続けて、

連れも同程度らしく、別れろ別れろ言ってて、
『うん、だからぁ、それで昨日メールで別れるって送ってその後着拒したぁwww』
とか答えてて噴いた。
隣のテーブルの人と目が合ったんだけど無言で頷き合い、彼氏の今後を祝福した。

「エヌイーシー」という英名略称だったらこの女の子にも有名企業とわかったのかもしれないが、いくらなんでも「そこらの電気屋」扱いとは……。せっかくの「一流企業に勤める彼氏持ち」の座をみすみす逃してしまったわけだが、ネット上には、投稿主の最後の一行同様、「こんな子なら、この機会に別れられてよかったのでは」という感想があふれ返った。

もちろん中には、「かつての日本を代表する大企業の業績が軒並み悪化していくなか、日本電気の将来に関しても悲観的に見ているコだったのでは」といううがった見方も。いや、それはそれでなんか怖いぞ。あるいは、「NECに比べると一般に認知度が低い日本電気という社名を使うことで、彼女を試したのでは」という彼の"高等戦術"を疑う声も上がった。

なんだかんだで、「日本電気」の社名はTwitterのトレンドにも浮上、Yahoo!リアルタイム検索でも話題の検索語上位にランクインする騒ぎとなった。

ちなみにこの件に関し、Twitter上の日本電気の公式アカウントは同日中に、

急に話題になり驚きました!注目を浴びてちょっとうれしくなっておりますが、もっと皆さまに知っていただけるようがんばります…。

と、大人の対応を感じさせるコメントを出している。