中国では7日より1週間の春節(旧正月)連休に入る。大都市をはじめとする日本の各地で中国人観光客の一行を見かけることになりそうだ。中国メディア・騰訊は4日、中国では軽い気持ちでやってしまいがちなマナー違反行為が、日本では厳罰に処されることを呼びかける記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では7日より1週間の春節(旧正月)連休に入る。大都市をはじめとする日本の各地で中国人観光客の一行を見かけることになりそうだ。中国メディア・騰訊は4日、中国では軽い気持ちでやってしまいがちなマナー違反行為が、日本では厳罰に処されることを呼びかける記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、列への割り込み、公共スペースでのツバ吐き、お釣りを多くもらって黙っている、電柱によじ登る、酒を無理やり勧める……など。割り込みやツバ吐きは軽犯罪法違反となり、釣り銭と飲酒強要はそれぞれ刑法の詐欺罪と強要罪が適用される可能性があり、電柱については電気事業法違反に問われる恐れがあると説明している。

 また、酒の強要については「中国においては文化の1つで、どんどん勧め、勧められた酒はどんどん飲まなければメンツにかかわる」、「中国の法規には酒を勧めることにかんする制限はない」としたうえで、日本には「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」の第2条に「すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない」と明記されていることを紹介した。また、飲酒運転では酒を勧めた者も罪に問われるとした。

 記事は触れていないが、軽犯罪法では公共の場において「多数の人に対して著しく粗野若しくは乱暴な言動で迷惑をかけ」る行為や、「公務員の制止をきかずに人声、楽器、ラジオなどの音を異常に大きく出して静穏を害し近隣に迷惑をかける」行為についても拘留または科料に処すことが定められている。このような行為を働いたからといってすぐに「御用」なるとは限らないが、日本にやってくる中国人観光客から見れば「そんなところまで規定されているのか」と驚くかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)