22日、参考消息網は記事「高速鉄道の売り込み、激化する日中の競争=本当の“買い手”はごく一部と英メディア」を掲載した。高速鉄道に必要となるには条件があり、不要なケースも多いという。写真は新幹線。

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2015年12月22日、参考消息網は記事「高速鉄道の売り込み、激化する日中の競争=本当の“買い手”はごく一部と英メディア」を掲載した。

高速鉄道の売り込みをめぐり、日本と中国はアジア各地で競争を続けている。インドネシアでは中国が受注に成功したが、インドでは日本がリード。お互い一歩も引かずに戦いを繰り広げている。

しかし本当に高速鉄道は必要とされているのだろうか。英紙フィナンシャル・タイムズは疑念を呈している。高速鉄道が求められているのは、住民所得が高い大都市同士を結ぶ場合で、しかもその距離は近すぎず遠すぎずという微妙なバランスが求められる。

台湾新幹線も莫大な赤字になるなど高速鉄道の経営は難しい。アジアで高速鉄道が必要な地域はそう多くはないのが実情だ。ある専門家は「タイはバンコクと連結する大都市がありません。ベトナムはハノイとホーチミンという二大都市がありますが、距離は1160キロも離れているため飛行機との競争には勝てないでしょう」と指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎)