田原総一朗氏

写真拡大

5日深夜放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、司会の田原総一朗氏が、現在、天皇陛下を支持しているのはリベラル派だと主張した。

番組では、今年「男女雇用機会均等法」が30周年を迎えることや、4月に安倍政権が「女性活躍推進法」の施行することなどから、女性パネリストがスタジオに集まり、「女性が輝く社会」について討論した。

テーマが「女系天皇誕生の賛否」に移ると、田原氏は、あらためて天皇陛下と現自民党の立場を整理し「考えがまったく違う」と持論を展開した。

田原氏によると、自民党内には「日中戦争や満州事変を肯定したい」との意見があるが、天皇陛下はペリリュー島やフィリピンへの「慰霊の旅」に見られるように戦争への反省を示しており、自民党の考え方に「天皇は断固反対している」と話を進めた。

そして田原氏は、「かつては天皇を支持するのは保守だったんだよ。今の天皇を支持するのはリベラル。逆転してるんだよ」と論じた。

その後も「天皇を大事にする」のが、保守派からリベラル派に移っていることを田原氏は強調する。その発言にノンフィクション作家の河添恵子氏が「保守の人もすごく大切にしてますよ」と異論を挟むも、田原氏は「(大切に)してません!」と断言。

続けて田原氏は「自民党の安倍さんに近い人たちは、満州事変も日中戦争も実はやむを得ない戦争で、正しい戦争だったと思いたいんじゃないの?」「東京裁判は実は正当な裁判じゃないと思いたいんじゃないの?」と問いかけ、自民党は天皇陛下と違う考えを持っているとの主張を繰り返していた。

【関連記事】
小林よしのり氏が安倍談話を猛批判「村山談話が冗長になっただけ」
ケント・ギルバート 憲法第9条を国際法に照らし「憲法違反」と指摘
評論家の孫崎享氏が昭和天皇の戦争責任を追及「退位すべきだった」