張善政行政院長(左)の慰問を受ける女性。1999年の台湾大地震も震源地に近い台中で経験した

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(台南 6日 中央社)台湾南部で6日未明に起きた地震。台南市永康区の倒壊した17階建てのマンションから夫と3歳の長女とともに救出され、九死に一生を得た女性は「無事でよかった」と胸をなでおろした。

女性は1999年の台湾大地震も震源地に近い台中で経験。今回の地震は6階の自宅で被災した。マンションは完全に横倒しの状態となり、3人は天井とベッドの間に挟まれた。

「変形した室内に閉じ込められ、ガスのにおいがした。圧死しなくてもガス爆発したらどうしようと心配した」女性は当時の恐怖を語る。約3時間半後に救出されたが「また地震に遭遇するなんて思ってみなかった。今回は家もなくなってしまった」。

3階からは別の家族3人が救出された。うち男性1人は頭に包帯を巻く痛々しい姿だったが、母親とみられる女性と抱き合い無事を喜んだ。

(張栄祥/編集:齊藤啓介)