「怪盗山猫」3話。アゴを突き出して亀梨「ハダカになったら見えてくる!」

写真拡大

「アニキって呼んでいい中年は阪神の金本だけだ!」
怪盗探偵山猫(亀梨和也)と刑事の関本(佐々木蔵之介)の一騎打ち……かと思いきやチーム山猫の仲間。兄弟にようにじゃれる二人。ピコピコハンマーで叩かれながら、変顔をする亀梨和也。か、かわいい……。


いい人のはずが実は悪者で、敵が味方になって、見ていたものがしょっちゅう覆るドラマ『怪盗探偵山猫』(日本テレビ系/毎週土曜よる9時)3話。

敵か味方か、謎の女性を追っていたはずが……。


チーム山猫が集まるバーに一人のサラリーマン滝川(浅利陽介)が訪ねてきた。
「あの、のらねこ探偵事務所ってここですか?」
山猫ならぬ、のら猫……。しかも表向きは探偵事務所だったのか。
杏里(中村静香)という女性を探す依頼だった。
もう一人杏里を探しているのが達郎(加藤諒)。山猫を尾行した達郎をつかまえ、技をかけた。
「ハダカになったら見えてくる!本当の自分が見えてくる」
アゴを突き出してアントニオ猪木のセリフ。役とはいえ、亀梨くんはモノマネもできるのか。
杏里とは2話で接触していた山猫。盗聴して電話をかけてきた謎の女性。実はマフィアの一員、スパイだった。浅利は杏里がスパイだったことをつきとめ、抹消しようとしたが、浅利もマネーロンダリングを企む犯人。しかも大金をだましとって日本を脱出しようという魂胆。

「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
吉田松陰の名言をぶつける。人を騙すことを嫌う山猫。
「うわっつらしか見てないおまえには松蔭の言葉も響かねーだろ!」

最終的に浅利から大金を奪ったが、まだ狙われていた杏里をかばった達郎が撃たれて死んでしまう。悔しがる山猫。
「人を信じられる人たちが笑えるように……。」
怪盗山猫のポリシーがひとつ見えたが、大金を狙い続ける目的はまだわからない。

チーム山猫の謎


2013年。ビルの屋上で、関本に銃を向ける傷だらけの山猫。
関本「まさか本当に生きてたとはな」
山猫「裏切りやがって……」
関本「命からがら抜け出してわざわざ愚痴こぼしに来たのか」
1話の冒頭、山猫が某国で暴行を受けるシーンがあったけれど、そこへどうつながるのか?

関本は山猫を追う捜査班長でありながら、裏では山猫と手を組む。事件現場ではさりげなく捜査を撹乱させては、山猫に時間を与えて逃げ道を作っていた。どおりで山猫が大金を手にして逃げる直前、捜査班の新人刑事・霧島さくら(菜々緒)しか現れないわけだ……。

山猫も関本もユウキテンメイという人物を探している。何者なのか正体もわからず、なぜ探しているのかも不明のまま。

「ユウキの名前を出せば、俺が従うと思うなよ」
じゃれ合っていたのが嘘のよう。山猫は鋭い目つきで関本をにらむ。手を組む仲間でありながら、秘密の全てを話しているわけでもない。チーム山猫の人間関係もまだ謎が多い。4話は今夜放送。

(柚月裕実)