台湾南部で6日未明、マグニチュード6.4の地震が発生した。これまでのところ、特に大きな被害が確認されているが台南市で、台湾メディアのアップルデーリーによると。17階建て住居ビルなど少なくとも8棟が倒壊した。(写真はアップルデーリーの6日付報道画面のキャプチャー)

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 台湾南部で6日未明、マグニチュード6.4の地震が発生した。これまでのところ、特に大きな被害が確認されているが台南市で、台湾メディアのアップルデーリーによると。17階建て住居ビルなど少なくとも8棟が倒壊した。

 台湾の中央気象局によると、地震が発生したのは6日午前3時57分(日本時間4時57分)。震源は高雄市美濃区の地下16.7キロメートル。台湾の南西部を中心に強い揺れが発生した。

台湾メディアのアップルデーリーによると台南市永康区永大路では、17階建てで約150世帯が入居する高維冠金龍大楼が全壊した。午前6時半までに警察と消防が127人を救出した。病院に搬送された29人のうち、女の赤ちゃんは午前8時に死亡が宣告された。40歳の男性も心肺停止状態だったが救命措置が続けられた。

 帰仁区大仁街では7階建ての幸福大楼の1、2階部分が押しつぶされた。1階部分は商店などが入居しており、3階以上は住宅だった。一時は34人が閉じもめられたが、全員が救出された。1人は病院に搬送された。

 新化区中山路では、京城銀行ビルの1階部分が押しつぶされ、建物全体が大きく傾いた。その影響で、周囲の住宅用建物2、3棟にも被害が出た。

 東区大智菜市場では、地上4階、地下1階の住宅や商店の雑居ビルが部分的に倒壊した。70世帯が閉じ込められたが、警察は56人を避難させることに成功した。

 中西区民権炉では、市の古跡に指定されている神廟が大きな被害を受けた。

 その他にも、市内各地で被害が出た。少なくとも8棟が倒壊したという。また、ガス管の破裂などで強いガス臭が立ち込める場所もあり、警察と消防はガス爆発など2次災害を警戒しがら、救助作業を急いでいるという。(編集担当:如月隼人)(写真はアップルデーリーの6日付報道画面のキャプチャー)