2月6日は海苔の日。海苔はコンビニのおにぎりやお弁当を中心に、日本人には欠かせない食品です。改めて海苔の栄養価について知って、ヘルシーな食生活に役立てましょう。

なぜ今日が海苔の日?

1966年、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が今日を「海苔の日」として定めました。この日は西暦で換算すると、日本最古の成分法典「大宝律令」が制定された日なのだそうです。大宝律令の作られた時代には、29種類の海産物が税として納められていて、そのうち8種類が海藻で海苔も含まれました。

たんぱく質、ヨウ素、鉄分など、美容と健康に必要なものがぎっしり!

海苔は「海の緑黄色野菜」と呼ばれるほど栄養価の高い食品です。海苔には質のよいたんぱく質が含まれています。うまみ成分のグルタミン酸・アスパラギン酸がアミノ酸の一種で、たんぱく質を構成しているといえば、分かりやすいかもしれませんね。肌や髪を作るたんぱく質は人間には欠かせない成分ですね。ヨウ素も含まれて、細胞の新陳代謝をよくして、脂肪を燃焼させる効能があるので、ダイエットにもよいとされています。鉄分も豊富で、レバーと並ぶほどの含有量があるので、貧血の女性にはおすすめできます。

海藻には各種のビタミンも!

1日に必要なビタミンAは海苔1枚で摂れるといわれます。皮膚を健やかに保ち、免疫力をアップしてくれます。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに換えて、疲労を回復に効果的な成分です。おにぎりやお餅の磯部巻きはその点、合理的な効果が得られる食品ですね。ビタミンCも含まれており、一般的にはビタミンCは熱に弱く壊れやすいのですが、海苔のビタミンCは熱に強いのが特徴です。

がんの抑制効果も期待できる?!

海苔を使った実験では、がんが抑制されたという研究結果が出ています。海苔の食物繊維が体内の毒性物質を排除するといわれています。また、海苔に含まれて細胞の抗酸化作用を持つ、ビタミンAとビタミンCが含まれており、相乗的にはたらくことによりがんが抑制されるのではないかと考えられています。また、胃潰瘍を防ぐ成分として、海苔の細胞に含まれるフォルフィオシンが注目を集めており、海苔を用いると胃潰瘍が改善されたという研究も発表されています。


writer:松尾真佐代