4日、中国の検索サイトの地図上に韓国大統領府内の詳細図面が表示されている問題について韓国メディアが報じたが、韓国のネットユーザーからは「何が問題なのか」との声が数多く寄せられている。写真は韓国大統領府。

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2016年2月4日、韓国・電子新聞は、中国の大手検索サイト・百度(バイドゥ)の地図上に、韓国大統領府内の詳細図面が表示されている問題を報じた。

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3日、百度はサイト内の地図検索サービス範囲を初めて海外に拡大した。新たに提供を始めたのは日本、タイ、韓国、シンガポールの4カ国で、春節を機にこれらの国を訪れる中国人観光客の利便性を高める狙いがある。これまで海外でグーグルマップなどを利用していた中国人が、中国語の地図を利用できるようになるのだ。

しかし、韓国の地図の一部で問題が浮上した。重大な保安事項であるはずの大統領府内部の建物配置がありのままに描かれ、本館や秘書棟の位置も詳しく分かってしまうのだ。グーグルのほか、韓国のポータルサイト・ネイバー、ダウムなどの地図では、大統領府敷地内は空白か緑地の表示になっている。韓国政府は百度に改善を求める方針だが、記事は「百度側がこれを拒否した場合、外交問題に発展する恐れがある」と伝えている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「それよりグーグルアースだと、写真ではっきり見えちゃうよ」
「北朝鮮軍はもう50年前に大統領府の図面を入手してる」
「意味なし。IS(イスラム国)だって大統領府の場所くらいとっくに知ってるはず」

「情けない。誰でも知っている情報を保安事項だなんて」
「考え方が60年代止まりだ」
「これがどうして問題になるのか分からない」
「何が大した秘密なのやら」

「米国のホワイトハウスやペンタゴンも公開されてるのに、あくまで隠そうとする理由は何だ?」
「百度は、同盟国の北朝鮮と情報を共有するつもりだろう」
「問題って、勝手に内輪で騒いでるだけでしょ。笑える」(翻訳・編集/吉金)