4日、北朝鮮が事実上の弾道ミサイル発射を通告したが、北朝鮮はすでに4年連続で旧正月に合わせて挑発的行動を取っており、中国の面目がつぶされている。資料写真。

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2016年2月4日、米華字メディア・多維新聞によると、北朝鮮が1月に行った核実験が国際社会の懸念を引き起こしたが、米国や中国などが制裁について協議する中、今度は事実上の長距離弾道ミサイル発射である人工衛星打ち上げを金正恩(キム・ジョンウン)政権が通告し、米中に衝撃が走っている。

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今回北朝鮮が発表した衛星打ち上げの通告は、とりわけ中国政府にとって盟友でもあるはずの北朝鮮から面目をつぶされたようなもので、北朝鮮はすでに4年連続で春節(旧正月)に合わせて挑発行為をとっている。春節は中国人にとって重要な時期だが、北朝鮮政府が中国政府を無視するようになっている証拠だと中国外交部のある官僚は話す。

しかも、北朝鮮の衛星打ち上げ発表は中国の武大偉(ウー・ダーウェイ)朝鮮半島問題特別代表が北朝鮮に到着した時間に合わせて行われている。中国と北朝鮮は2009年、中国政府主導の朝鮮半島の非核化六者会合をきっかけに関係が冷え込んだものの、ここ数カ月は2015年10月に中国の高官・劉雲山(リウ・ユンシャン)政治局常務委員が平壌を訪問するなど、やや改善していた。

日本や米国、韓国、中国など関係各国が北朝鮮に警戒を強めている中、中国外交部報道官は、中国は六者会合の議長国として朝鮮半島の非核化に努めてきたが、周知のように中国以外の原因によって共通認識は得られず、会合も中断したままになっていると指摘。

外交部報道官はまた、六者会合が中断に追い込まれ、関係国の一部がとりわけ厳しい制裁を国際社会に求める中、北朝鮮は核実験を続けることとなったことから、北朝鮮の挑発行為が誰に対してのものかは明白であろうと話している。(翻訳・編集/岡田)