もう、午前0時を回っていた。ホテル内は、しんと静まりかえっているはずだった。ところが1室が騒がしくてしかない。ドタバタという音が延々と続く。それだけではない。ときおり大きな叫び声がする。別室にいた宿泊客の1人は、「ひょっとしたらケンカかも」と思えてきた。(イメージ写真提供:123RF)

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 もう、午前0時を回っていた。ホテル内は、しんと静まりかえっているはずだった。ところが1室が騒がしくてしかない。ドタバタという音が延々と続く。それだけではない。ときおり大きな叫び声がする。別室にいた宿泊客の1人は、「ひょっとしたらケンカかも」と思えてきた。だとしたら、マズいのではなかろうか。大けがをするかもしれない。その客はしばらく考えて、警察に通報することにした。

 湖北省のメディア楚天都市報が3日付で報じた。「事件」があったのは1月5日未明で、最近になって分かったという。場所は湖北省咸寧市にあるホテルの1室だ。警察は「度を越したけんかが続いている」との通報を受けた。そこで警官隊を派遣した。中国では警官隊がホテルの部屋に踏み込む場合、特にノックなどしない場合が多い。中で犯罪行為があった場合、容疑者に抵抗されたり逃走される場合が多いからだ。

 もちろんホテルは鍵の解除などで警察に協力する。警察官らはいきなりドアを開け、中に踏み込んだ。室内の様子を見て、警察官も驚いた。中にいたのは全裸の男3人と女2人だった。「暴力行為以外の行為」の最中だったという。

 警察官らは5人に服を着させて署に連行した。事情を聞いたところ、男3人は仲間で、4日夜に一緒に酒を飲んだ後、市内の美容院に行き、計600元の金額で交渉をまとめて、女2人をホテルに連れ込んだという。

 5人とも事実に違いないと認めた。警察は28歳の男1人を「主犯格」として、集合淫乱罪を適用して刑事責任を問うことにした。他の4人は「比較的軽い法律違反」に適用される行政拘留の処罰としたという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)