日本統治時代の建物を活用した施設、修復経て再開館  鏡開きで祝福/台湾

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(嘉義 5日 中央社)日本統治時代に建設された建物を活用した文化施設「嘉義市史蹟資料館」が4日、約3カ月にわたる修復工事を経て再開館した。ト醒哲・嘉義市長らは鏡開きを行い、施設の新たな歴史の始まりを祝った。(ト=さんずいに余)

資料館を構成する2棟の建物は、日本統治時代の1943(昭和18)年、嘉義神社に付属する斎館と社務所としてそれぞれ建設された。戦後は軍の病院によって使用されたが、1987年に同市に返還。1998年に市指定文化財として登録され、2001年に資料館としてオープンした。

生まれ変わった同館では、資料館の沿革や嘉義の文化、阿里山森林鉄路、林業開発、嘉義公園の歴史などを紹介。特別展エリアやクリエイティブ商品の販売スペースも設けた。また、修復前は荒れていた裏庭も日本風の庭園として整備された。

8日の旧正月から今月下旬にかけて、同館ではお年玉袋の手作り体験や音楽会、茶席などの催しも行われる。

(江俊亮/編集:名切千絵)