濃厚な豚骨スープにニンニクやラードの香ばしさが光る。らーめん 札幌直伝屋の「味噌」(780円)

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北海道の冬を代表する一大イベント「さっぽろ雪まつり」では、大雪像が並ぶメインの「大通会場」をはじめ、幻想的な氷像を鑑賞できる「すすきの会場」にも大勢の人々が訪れる。そんな「すすきの会場」に近くて、2015年にオープンしたばかりのラーメン店3軒を紹介したい。

【写真を見る】豚骨と魚介のダブルスープにカツオが効いたキレのある味わい。札幌 Fuji屋の「醤油つけ麺(並)」(800円)

■ らーめん 札幌直伝屋

トップバッターは、札幌ラーメンコンシェルジュである大石敬さんがプロデュースする、らーめん 札幌直伝屋。一番人気は「味噌」(780円)。熱した中華鍋に炎を立ち上らせ野菜を炒める「あおり」にこだわり、王道の札幌味噌の域を超えない範囲で進化させた1杯が味わえる。午前10時から翌午前3時まで営業しており、ハーフラーメンもあるので夜食としても人気だ。

■ 札幌 Fuji屋

続いて紹介するのは、豚骨魚介ラーメンの人気店「豚ソバFuji屋」がつけ麺をメインにリニューアルオープンした札幌 Fuji屋。3種類のつけ麺と「味噌ラァメン」の4種類がそろう。看板メニューは「醤油つけ麺(並)」(800円)。煮干しのダシの他、5種類魚の節に豚骨を合わせた飽きのこない1杯は必食。すすきの新ラーメン横丁に2号店「ふじ屋 NOODLE」もオープン。

■ マルゲンラーメン

最後に紹介するのは、中華鍋で野菜を炒める札幌ラーメンの手法に濃厚でまろやかな白濁スープを合わせた新・札幌スタイルの1杯が味わえるマルゲンラーメン。店主によると、「入り口がわかりづらい店」というが、1日限定60杯の「マルゲン味噌」(880円)は、圧倒的な口コミ人気を誇る。午前6時まで営業しているので飲んだ後のシメにもおすすめしたい。

雪まつりを楽しんだ後は、軽くお酒をたしなみ、札幌味噌ラーメンや豚骨魚介のつけ麺などを味わう。こんなコースですすきのを攻略してみるのもいいかもしれない。【北海道ウォーカー】