4日、中国のポータルサイト・網易に、日本のお金はなぜ清潔なのかについて解説する記事が掲載された。写真は日本円。

写真拡大

2016年2月4日、中国のポータルサイト・網易に、日本のお金はなぜ清潔なのかについて解説する記事が掲載された。

中国では過去に、人民元の汚さが話題になった。香港城市大学最近研究センターによると、人民元には多いもので1800万以上の細菌が付着しており、「アジアで最も汚い一種」に数えられるとした。また、中国の女性銀行員が、人民元に付着した菌から性病に感染したとみられる事例もあったという。そうした中で、記事は中国とは対照的に日本のお札がきれいである理由について説明している。

まず挙げられているのが、「日本人は手洗い、消毒の意識が非常に強い」ということ。「日本人は、面倒じゃないのかと思うほど事あるごとに手を洗う。しょっちゅうトイレに行くので気分が悪いのかと心配するが、この習慣(手を洗う)のためなのだ」と解説している。日本では建物の入り口やトイレの洗面台などに、手指の消毒液が置いてあることも少なくない。記事は、こうした環境なら「お金を取り出す手は自然と清潔になる」としている。

また、お札自体が清潔に保たれる理由についても言及する。「日本人の多くが銀行にお金を預けていて、大きい買い物はクレジットカードを使う」とし、現金のやり取りが少ないため、汚れる機会が少ないと説明している。

もう一つ挙げられているのが、「日本人はお金を大事にする」ということだ。たとえば、日本では中国のように現金をはだかでくしゃくしゃにしてポケットに入れることはなく、たいていの人は財布にしまっている。几帳面な人は、お札の向きもそろえている。記事は、「お金を大事にすればお金が金運を上げてくれる。お金を気にしなければ、お金もあなたのことを気にしてはくれない」としている。

金運アップのための財布用の布団が売られていたり、「宝くじは袋から出して神棚に置いておくと良い」などと言われるように、「物には魂が宿る」という考え方は日本人らしい。記事で指摘されているこれらのことも確かに要素の一つではあるが、お金に限らず「街を清潔に」「物を大切に」という精神が根付いていることが関係しているのではないだろうか。(翻訳・編集/北田)