ウェザーニューズの邉見萌乃さん【写真:米玉利朋子】

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 今週は、ウェザーニューズに入社4年目の邉見萌乃さんにご登場いただきました。

-- 現在どのような業務を行っていますか?

 スマートフォン向けのお天気アプリ「ウェザーニュースタッチ」や「らくらくウェザーニュース」といったアプリ開発(iOS版)を主に行っています。コンテンツ企画のチームから出た案や、ユーザーからの要望をどうすれば実現できるかを考え、それをプログラミングしアプリに組み込んでいます。アプリ開発チームからも、機能や使いやすさの面で工夫できることなどを提案し、アプリに取り入れることもあります。また、気象に関するデータは社内にたくさんありますが、アプリの表示にどのデータを使用すればよいかという調査や、アプリの中で表示するスマホ用webコンテンツの作成なども行っています。

-- それぞれのアプリの特徴について教えて下さい

 まず「ウェザーニュースタッチ」は空の写真や季節をみなさんで共有する参加型のお天気アプリです。現地からリアルタイムに寄せられる報告は1日13万通にのぼり、ウェザーニューズの予報センターは、これらの報告を予報に反映させ、より正確な天気予報の提供に努めています。そして「らくらくウェザーニュース」は、大きな文字で画面が見やすく、スマートフォンの操作に慣れていない方でも使いやすいお天気アプリです。気象情報をカード形式でシンプルに表示しており、最新の気象情報をワンタッチで確認することができます。気象情報だけでなく、登山者の安全をサポートする山の天気や、プレイを左右する風の強さがゴルフ場ごとにわかるゴルフ情報など全15種類のメニューから最適な情報をカスタマイズできます。

-- これらのアプリの開発の中で、気をつけていることはなんですか?

 私だけでなくアプリ開発チーム全体的にそうなのですが、開発中のアプリを周りの方に使ってもらって、率直な感想をもらうようにしています。アプリはたくさんの方に使われるものなので、開発していない人が使ったときの最初の印象は大切だと思っていて、「もう少しこうしたら使いやすいな」といった声を元に、改善を進めたりしています。

-- プログラミングの面では?

 アプリのコードは複数人で開発・メンテナンスしているので、自分の書いたコードが他の人から見てもわかりやすいものになっているか、簡単に記述を追加できるような作りになっているか、という点を意識してプログラミングするようにしています。実際に、書いたコードをチームのなかでチェックしてもらい、”ここはもっと効率よく記述して見やすくできるよ”というようなフィードバックをもらったりしています。

-- エンジニアを目指したきっかけを教えてください

 元々エンジニア志望というわけではなく、大学時代は気象学を専攻していて、解析などでプログラミングしたことがある程度でした。卒業後、別の会社に就職してシステムの運用に携わったのですが、システムで改善の必要な箇所が見つかったとき、プログラムの修正は開発担当の方へ依頼していたので、「開発の技術を身につけて、自分でも改善を進められたらいいのになぁ」という風によく思ったのは、きっかけの一つだったと思います。ウェザーニューズへ転職し、アプリ開発チームで本格的に開発に取り組み始めて、開発の難しさとやりがいを感じるようになり、もっとエンジニアとして頑張りたいと思うようになりました。

-- どういった方がエンジニアに向いていると思いますか?

 色々あると思いますが、地道な作業にこつこつと取り組むことができるのは、一つの要素だと思います。気象や災害に関する情報は間違ってはならないものなので、アプリで正しく表示されるか、また、アプリを作ったときは、各画面で正しく動作するか、ということを地道にチェックしていく必要があります。そのような場面で、丁寧に確実に取り組むことができるのが大切というのは普段実感しています。また、周りで活躍されている方は、開発のバックグラウンドの有無に関わらず、全く新しい分野であっても自分から手をあげてチャレンジし、調査を進めたり周りの協力を得ながら形にしていく方が多いので、そういう力も大切だと感じます。