中国政府・国家発展改革委員会(発改委)の徐紹史主任は3日、同年における国内総生産(GDP)の伸び率6.9%を、「非凡な成果」と強調した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の国務院新聞弁公室(中国政府報道事務室)は3日、2015年における経済状況を説明する記者会見を行った。説明を担当した国家発展改革委員会(発改委)の徐紹史主任は、同年における国内総生産(GDP)の伸び率6.9%を、「非凡な成果」と強調した。

 徐主任は、「中国経済はハードランディング(墜落)するのか?」との声が出ていることに対して、「そのような言い方が出てきたのは、今回が初めてではない」と主張。さらに「わが国の物質的基盤は比較的厚く、市場の需要も大きい。地域も広く、生産要素の質も向上している。マクロ調整の経験も不断に積み重ねられている」などとして、「ハードランディング説」には信頼性がまったくないと強調した。

 「中国経済の落ち込みが世界経済に影響を与えている」との言い方に対しても「現実に合わない」と反論。「まず、わが国の経済成長率は6.9%で、全世界の経済体の中で上位だ。輸入は依然として世界第2位で、貿易総額では前年を割ったが、商品輸入は増加した。(中国は)世界の経済成長を牽引している」と述べた。

 逆に、世界経済の回復が遅れていることで、中国は経済の「下行圧力」にさらされていると主張。しかし「われわれは、問題と難題に対応する能力と条件を有している」として、「中国経済の発展には相当にしっかりした内部の支柱と、弾力的対応が可能な余地、リスクを制御する能力がある」と経済運営に自信を示した。

 そして、2015年に経済成長率6.9%を達成したことについては、「全世界的にみて、非凡な成果だ」と称賛した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)