日本人の3人に1人は頭痛持ちといわれるほど頭痛で悩む人は多いのですが、その大半は女性。頭痛には緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛などの種類があり、それぞれ痛みの種類や原因が異なります。単なる頭痛と思っても仕事や家事への影響は大きく、本人にしかその辛さはわかりません。特に頭痛の経験があまりない男性陣にとっては「頭イターイ」と訴え続ける彼女や奥様の気持ちがわからなくて困っているという人も少なくないようです。この記事を読んで女性の頭痛を理解し、適切なサポートをしてあげえくださいね。

脈打つように痛い……おでこやこめかみを冷やして対処してあげて

こめかみのあたりがドクンドクンと脈打つように痛むのが特徴の偏頭痛。女性の頭痛の多くがこの偏頭痛だといわれています。緊張感や精神的なストレスから解放されたときに起こることが多いので、本来なら楽しく過ごしたい仕事が終わった夜や、休日に起こってしまうのもツラいところ。偏頭痛は、脳の血管が拡張して周りの神経を刺激することが原因で起こります。頭が痛くなってきたら、おでこやこめかみを濡れタオルなどで冷やしてあげて、血管の収縮を促すようにサポートしてあげてください。入浴は血管を拡張させる効果があるので、偏頭痛の時は逆効果です。

締め付けられるように痛い……温めることで対処してあげて

頭が締め付けられるように痛むのが特徴の緊張型頭痛。緊張型頭痛の原因は、ストレスなどで首や頭の筋肉が締め付けられて血行が阻害されること。長時間にわたってパソコン作業をした時なども要注意です。緊張型頭痛は男女に関係なく起こりますが、対処する際のポイントは温めることです。蒸しタオルを首に巻いてあげたり、マッサージで首筋や頭周りの筋肉を優しくほぐしてあげましょう。首を回すストレッチなども有効だとアドバイスしてあげて。

実はオレも!男性に多い群発頭痛……コントロールは困難、薬で対処を

男性の方は頭痛が起こりにくいとされますが、それでも疲労やストレスで生じることがあります。その頭痛は「群発頭痛」といわれ、偏頭痛と比べると患者数は少ないですが、群発頭痛の患者のほとんどが男性という特徴があるほど。片目の奥が激しく痛むことが多く、いったん群発頭痛の症状が出ると2週間〜1ヵ月もの期間にわたって痛みが続きます。群発頭痛の原因はまだ解明されていないので、簡単にできる対処法はありません。なるべく早く医師の診察を受けましょう。群発頭痛が起こると、アルコールが誘発要因になってしまうので飲酒はご法度です。群発頭痛が起こりそうなときは、あらかじめ頭痛薬を飲むことで対処しましょう。

彼女や奥様が頭痛で悩んでいたら、冷やすべきか、温めるべきか、あるいは病院に連れて行く必要があるのかを見極めて優しく寄り添ってあげてくださいね。


writer:岩田かほり