U−23サッカー日本代表はリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権で韓国代表を3−2で下してアジア王者に輝いた。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 U-23サッカー日本代表はリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権で韓国代表を3-2で下してアジア王者に輝いた。

 中国メディアの騰訊は「日本のサッカーはなぜ強いのか」と疑問を投げかけ、中国のサッカー経験者の目に映るJリーグの真実を分析。日本サッカーの強さの秘訣について、中国のサッカーリーグと日本のJリーグを比較したうえで論じる記事を掲載した。

 中国では1994年から「中国スーパーリーグ」という名称のプロリーグが開催されている。中国スーパーリーグは1部と2部に分かれており、1部リーグには16チームが所属している。

 記事は日本と韓国によるU-23アジアカップ決勝を、ハイライト動画を交えつつ、日本が逆転で優勝したことを紹介。しかし同時に、最近のアジアチャンピオンズリーグにおける中国クラブの好成績をもとに「一部の中国人は、中国スーパーリーグはJリーグを越えた!と叫んでいる」と紹介した。

 しかし記事は、単純にチームの成績だけでリーグの優劣を語ることはできないとし、Jリーグの運営方法が「中国サッカーに啓発を与えることを望む」と指摘。Jリーグが3部に別れている点や、さらに日本にはJFLというアマチュアリーグが存在すること、若い男性だけではなく、老若男女にサッカーが支持されていること、チームのユニフォームなどのグッズに偽物が存在しないことなどを挙げて、Jリーグが組織として成熟している様子を解説し、こうした成熟度合いが選手たちの育成につながり、結果として日本はナショナルチームが強いのだと論じた。

 中国スーパーリーグは、一部のクラブが豊富な資金をもとに海外から破格の年俸で有名選手を加入させることで知られている。彼らの活躍もあり、アジアチャンピオンズリーグでは好成績を収めているが、中国人選手の育成には成功していない。現に中国ナショナルチームの多くの選手が、所属クラブで外国人選手にポジションを奪われている。

 クラブチームは強いが国の代表としての中国チームは強くないのが現実だ。今後中国サッカー界が長期的な視点で組織改革を行わない限り、代表チームの成長は見込めないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)