日本メディアと同様に、台湾メディアも「シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業からの出資を受け入れ、同社傘下で再建を図る方向で最終調整している」などとする記事を次々に配信し始めた。台湾ではすでに、両社の関係について「恋」とする言い方が定着している。また「台日連合で韓国撃破」との声も出た。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本メディアと同様に、台湾メディアも「シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業からの出資を受け入れ、同社傘下で再建を図る方向で最終調整している」などとする記事を次々に配信し始めた。台湾ではすでに、両社の関係について「恋」とする言い方が定着している。また「台日連合で韓国撃破」との声も出た。

 台湾では「シャープ」の中国語表記が「夏普(シァプー)」であることから、両者の接近を「鴻夏恋(ホンシァリェン)」と表現し、“恋の成り行き”に注目が集まっていた。

 台湾メディアの聯合新聞は4日未明に、「本日午後2時に、鴻夏恋が成就したかどうかをシャープが発表するだろう」と報じた。

 また台湾では2012年ごろから、電子製品分野で台湾企業と日本企業が連合することで、韓国企業のサムソンなどに対抗すべきとの主張があった(聯日抗韓)。「鴻夏恋」は「聯日抗韓」の典型的な事例になるとされていた。

 同じ中華圏でも、中国の場合には自国企業が国外の有名企業を買収した際には、「誇らしげ」な雰囲気が強まる傾向がある。台湾メディアは「鴻夏恋」について客観的な報道に努めているようにみえる。ただし、「シャープ側があまりにも受動的」など、シャープに対して批判的な声が出たことも報道した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)