3日、広東省の広州駅では悪天候も重なって、旧正月の帰省ラッシュがいっそうひどくなっている。中国メディアは「お隣の日本ではこれほどひどい混雑には至らない」と伝えている。

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2016年2月3日、中国は間もなく春節(旧正月)を迎えるが、例年この時期は都市部へ移り住んだ人々をはじめ、多くの人が帰省することから、交通機関はとてつもない混雑が生じている。今年は雨や雪など悪条件も重なり、ダイヤが大幅に乱れている。浙江在線が伝えた。

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広州駅では悪天候のため、帰省客10万人が足止めされた。始発の時間からすでに待合室は混雑を極め、終日にわたって至る所乗客で埋め尽くされた。行列は駅舎外の広場にまで延び、乗客の1人は「もう1時間並んでいるのに、5〜6歩しか進まない。ひどい混みようだ」と話す。

広州駅はこのありさまだが、日本はなぜこれほどひどい状態にならないのか。日本でも年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどには混雑が発生するものの、公共交通機関が全土で発達しており、駅の間隔も密なことから、飛行機も、新幹線も、夜行バスも、中国のようにひどい混雑には至らない。とりわけ新幹線はその安全性に加え、遅延がなく、短時間に、そして快適に移動できるのが特徴だ。

また、公共交通網の違いはあるが、それ以外に、中国では膨大な数の出稼ぎ労働者の存在もある。日本には中国のように都市戸籍と農村戸籍のような区別がなく、他都市での居住が自由だ。中国では農村から出稼ぎに来ていた人の多くが故郷で家族と年を越すため帰省することで、異常なほどの混雑が生じる。(翻訳・編集/岡田)