2日、中国に住んでいる台湾人男性がネットに故郷の台湾を嘲笑する書き込みをし、台湾のネットユーザーが反論している。写真は台湾。

写真拡大

2016年2月2日、台湾メディア・中時電子報によると、近年、中国が経済的に大きく成長する一方、台湾は成長のペースが鈍っている中、中国に住んでいる台湾人男性がネットに故郷の台湾を嘲笑する書き込みをした。

「妻と中国に長く住み、中国での生活にはすっかり慣れた」と自称する台湾人男性が、中国のBBS「天涯論壇」に「年を越すため、故郷の台湾に戻ったが、妻は『まるで原始社会に戻ったみたいだわ』と言っている」と書き込んだ。中国はハイテク、特にネット環境が整っていて手間がかからないが、台湾は何をするにもあちこちへ行かなければならないと、その不便さを指摘する。

また、台湾ではネットはニュースを見たり、フェイスブックを使ったりするがその程度で、中国ではタクシーの手配や銀行の振り込みからレストランや映画のチケット、ホテル、病院の予約、学費の支払いまで大抵のことがネットで済み、その先進さは生活スタイルそのものだとする。「妻は『神様は台湾を見捨てた』とさえ言い放った」と明かした。

この台湾人男性は「中国に長く住み、台湾のことは詳しくなくなった」とするが、ネット上ではこうした書き込みに反発の声が上がっている。その“先進”だとする基準に疑問を呈するコメントや、「ドイツでもそんなにあれこれネットで済ませられない」と書き込まれているほか、あるネットユーザーは「中国ではネットが検閲されているが、それも先進さゆえか」と皮肉のコメントを書き込んでいる。(翻訳・編集/岡田)