2日、韓国メディアは、韓国の自殺率は経済協力開発機構加盟国の中で11年連続1位を記録し、2014年だけでも自殺者は1万3836人に達したと紹介し、対策が急がれると伝えている。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月2日、韓国・世界日報は、「韓国の自殺率は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で11年連続1位を記録し、2014年だけでも自殺者は1万3836人に達した」と紹介し、「社会安全網の強化など、特段の対策が急がれる」と伝えている。

韓国では老人の自殺率が圧倒的に高く、70歳以上の自殺率は116.2人と、他の国の最大10倍に達する。さらに20年からはベビーブーム世代(1955〜63年生)が老人人口に本格的に編入されるため、より大きな関心を傾ける必要があるとの指摘が出ている。韓国保健社会研究院のイ・サンヨン氏は、「ベビーブーム世代は子どもに全てを投資し、まともな老後準備ができていないため、老人の自殺率が増加する恐れがある」と述べた。

また、専門家らは韓国の自殺率が高い原因として、「脆弱な社会安全網」「深刻な貧富の差」「家庭の崩壊」を挙げている。韓国自殺予防センター長は「戦後の韓国は経済活性化に没頭したため、両極化による相対的な貧困、剥奪感、格差が深刻化し、自殺率の上昇につながった。昔のような大家族中心の家族構成では家庭が精神的な面を支えてくれていたが、最近はその家庭まで崩壊している」と指摘した。韓神大のホン・ソンミ教授は「経済的に苦しい階層は情緒が不安定な傾向があり、高齢者は貧困や身体疾患、家族からの疎外感などに悩んでいる」とし、「一時的な対策ではなく、福祉や医療分野と連携し、人生の危機を減らしていかなければならない」と強調した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「朝6時に出勤し夜11時に帰宅する生活をしていたら、自然と自殺を考えてしまう」
「常に競争を強いる国で学べることは何もない」

「韓国国民に幸せが訪れるのはいつだろう?」
「この国で自殺を考えない人は本当にすごい。そして自殺した人たちは本当にふびんでかわいそうだ…」

「国会議員の福祉は世界3位(笑)。これが正常な国と言えるか?」
「常に他人と比較されるから、平凡に暮らしたいという願いさえかなわない」

「精神科に通っていることが分かると変な目で見られる。どうすることもできないよ…」
「韓国特有の“見栄っ張り文化”“ごますり文化”が自殺率の上昇に相当な影響を与えていると思う」(翻訳・編集/堂本)