中国メディアの「環球網」は3日、「中国経済に対する信頼を、外国メディアが奪い取ることはできない」と題する社説を掲載した。中国ではこのところ、中国経済を悲観視する外国メディアの報道に反発する記事が増えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの「環球網」は3日、「中国経済に対する信頼を、外国メディアが奪い取ることはできない」と題する社説を掲載した。中国ではこのところ、中国経済を悲観視する外国メディアの報道に反発する記事が増えている。

 記事は、外国メディアからは「中国は経済構造の調整のため、制御可能な変化が進行している」との見方もあるとして、「中国の公式見解もこの言い方を支持しており、認めるべきであり、われわれもそう願っている」と指摘。一方で、中国経済に覆い隠せない破綻が迫っているとの見方には猛反発した。

 記事は、「中国の市場は活発であり、消費は旺盛であり、大きな落ち込みもなく、イノベーション能力も安定して増強されている」として、中国自身には「ほとんど問題がない」と強調した。

 しかし、中国経済は世界から独立しているのではないと主張。中国経済は外国、特に西側諸国の経済の影響を相当に大きく受けると指摘した。

 記事は、西側諸国における中国経済に対する評価は、「2つの大問題」があると主張。第1は「教条主義」で、西側の尺度でしか中国の「政治経済学」を分析しようとし、創意工夫は「ずっとなかった」と批判。第2は、西側の一部の人は価値観に偏見があり、「一部の聴き手が喜ぶことを言うことを話す」つまり「中国経済の状況の悪さをことさらに言う傾向がある」と主張した。

 人民日報も3日付で、「中国経済衰退論」に反発する論説を掲載。中国経済の「ハードランディング」を主張する声について、その根底には「見たくないものを見ない」、「嫉妬心」があり、さらに「市場への投機の必要性のため」と、“陰謀説”まで唱えた。

 人民日報は、中国経済を悲観視する意見は「彼らが示しているものを偏見と呼ぶ」と主張し、「中国経済のこれまでの成果と、(今後への)潜在力を、少しも反映していない」と反発した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)