2日、韓国の旅行会社が外国人向けに盛んに売り出している激安観光商品の実態を韓国メディアが報じ、これに韓国のネットユーザーが懸念のコメントを寄せている。写真はソウル。

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2016年2月2日、韓国・ファイナンシャルニュースは、韓国の旅行会社が外国人客誘致のための格安観光商品を次々と売り出しているものの、これが結局は韓国の観光のイメージ低下につながっていると報じた。

訪韓観光客が多い中国人をターゲットにした格安商品については韓国のメディアがたびたび報じているが、このほど話題に挙がったのはタイ人。昨年、韓国を訪れたタイ人観光客は37万人で、国別人数では6位に入っている。そこで韓国の旅行会社が「3泊4日1万ウォン(約1000円)」といった超激安の商品をタイ人向けに売り出しているものの、ふたを開けてみれば、大半は土産店などを巡る「ショッピング観光」。旅行会社が宿泊費などで出た赤字分を、店からのリベートで補う仕組みだ。3泊4日で10店舗を回るツアーも珍しくなく、タイ人観光客の観光の87.3%はショッピングに費やされているという調査もある。

こうした実態に、ある通訳ガイドは「観光客は当然だまされたと思うし、ほとんどの人が不満を感じる」と述べ改善を訴えるが、文化体育観光部は「市場の論理に政府が一方的に制限を加えるのは難しい」として、対策は困難との立場を示している。

この報道に、韓国のネットユーザーからも懸念の声が上がっている。

「この国はもうすぐつぶれる」
「観光までこれだと総体的危機だね」
「なんと、これがまさに創造経済なのか?」
「詐欺師が詐欺を働いてるのに『市場の論理』とは…首を突っ込むのが嫌なだけでしょ」

「あちこち、狂っていない所がない」
「小をむさぼり大を失う。これでリピーターが増えるはずがない」
「確かに大韓民国という国は、上も下も腐って嫌な臭いが漂う住みにくい国だよ」
「ようこそ、粗悪な国へのお越しを歓迎します。粗悪を味わって行ってくださいね」

「観光バスの運転手としてひと言。中国やタイの人たちに、本当に申し訳ない」
「昔は中国人を見てお金に目がないなんて言ったことがあったけど、今や韓国の商売人こそ、お金に目がないみたいだ」
「ここは政府が厳しく取り締まって、韓国観光が見直されるような対策をすべきだ」(翻訳・編集/吉金)