3日、中国人のドイツでの粉ミルク買い占めが海外メディアで報じられている。写真は粉ミルク。

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2016年2月3日、参考消息網によると、中国人のドイツでの粉ミルク買い占めが、海外メディアで報じられている。

中国では国産の粉ミルクに対する不信感から、海外産に人気が集まっている。そうした背景から、海外で粉ミルクを買い占め、中国国内に転売する企業や個人が数多く存在し、現地の人々が粉ミルクを買えなくなるなどの問題を引き起こしている。

6週間の女の子を持つドイツ人の女性は、「どうすればいいのか分からない。もうドラッグストアを3軒も回ったけど、粉ミルクの棚はどこも空っぽだった」と不満げに話した。ベルリンにある店主によると、入荷待ちをしている人は50人以上に上っている。店主は、「開店前にはすでにアジア系の客が列を作っており、彼らは開店と同時に買い物カートを押して粉ミルクコーナーに走る。午前中には売り切れる」と話している。

ベルリンに限らず、エッセン、デュッセルドルフ、ケルン、ミュンヘンなど、ドイツ各地が同じような状況だという。ドイツの粉ミルクメーカー・ヒップ社はウェブサイト上で、「ご理解いただきたいと思います。現在、懸命に供給を確保しており、引き続きお客様にご信頼をいただけるように努めます」と発表している。同社は現在、週7日、24時間体制で生産しており、生産量は以前の2倍に増えている。

ドイツでは粉ミルクは1缶10ユーロ(約1300円)程度で販売されているが、中国の消費者は25〜30ユーロ(3250〜3900円)でも買いたいという人が少なくない。この利ザヤは、ドイツ在住の中国人にとってあまりにも魅力的だ。エッセンのドラッグストアの店主は、「彼らが転売することは知っているが、1人に販売する数量を制限する意外にできることはない」と話す。しかし、それも大勢に来られては意味をなさない。

中国では昨年から「二人っ子政策」が施行され、赤ちゃんが増加すると見られている。中国人による海外での粉ミルクの買い占めは、まだまだ続きそうだ。(翻訳・編集/北田)