今着ている服、しっくりきてる? 自分に似合う“色”の見つけ方

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洋服を買うときに、なんとなく無難だし…と黒を選んでいない? でも、「実は4分の3の人には黒は“似合わない色”です」と色の専門家であるカラーキュレーター(R)の七江亜紀さんは言う。

黒はほかの色よりもすっきりと見せる効果を持つけれど、同時に重さがある色。そのため、似合わない人が身に付けると、ネガティブな印象を与えたり、バランスが悪く見えたりしてしまうとか。

「人には、“なじむ色”というものがあり、これは春、夏、秋、冬の4シーズンタイプに分けることができます。こうした色をトップスに選ぶことで、肌や瞳が明るく健康的に映ったり、アゴのラインがすっきり見えたりして、美人度をアップすることができます」(同)

また、春・夏・秋・冬のタイプによって、同じ色でもトーンが違うものが似合うのだとか。見分けるのにはまず、ピーチピンク(春)、ローズピンク(夏)、サーモンピンク(秋)、フューシャピンク(冬)の4種類のピンク色のケント紙を用意。そして、天気がいい日に自然光の入る部屋で、鏡の前でどれを頬に近づけたときに顔周りがきれいに見えるか、比べてみて。

「ノーメイクで首回りのあいた白い服を着て、装身具はすべて外した状態で、体調も肌もベストコンディションのときに行いましょう。顔に近づけたときに、シミやくすみ、顔の血管が目立たず、瞳や髪に艶があるように見える色があなたに“なじむ色”です」(同)

ちなみに、春タイプは明るいオークル系やイエローベージュ系の肌、夏タイプはピンクオークル系で色白の肌、秋タイプはやや浅黒めの肌、冬タイプは髪や瞳の黒味が強い傾向にあるそう。自分のタイプを見定めたら、次のタイプ分けを参照して、似合う色を選んで。
◆春タイプ…温かみがあって元気で若々しい色味

ブラウン、ベージュ、キャメルなどをベースカラーに、黄みをおびたレッドやサンゴをイメージさせるピンク、明るいオレンジや温かみのあるイエロー、アップルグリーンなど、明るくて濁りがない色味を合わせると、いくつになってもかわいらしいイメージに。

◆夏タイプ…グレーがかっていて上品な柔らかさがある色味

オフホワイトやネイビーブルー、ココア色などに、青みのあるレッドやイエロー、翡翠のようなグリーン系、ラベンダーなどの浅い紫色などの寒色系の色味でまとめると、上品でエレガントな印象に。

◆秋タイプ…落ち着いて深みがあるほっくりした色味

ベージュやブラウン、モスグリーンなどに、完熟トマトのような赤やサーモンピンク、マスタードイエロー、深みのある緑色や濃紺を組み合わせると、シックで大人っぽい印象に。温かみのある暖色系やナチュラルなアースカラーもグッド。

◆冬タイプ…クールですっと見える鮮やかな色味

白、黒、濃紺、グレーなどのくもりのない色に、ルビー色やボルドー色、エメラルドグリーンやロイヤルブルーなど、鮮やかでビビッドな色やくすみのない寒色系を合わせると、クールでスマートなイメージにまとまる。また、モノトーンのコーディネイトも似合う。

自分に“なじむ色”を理解すれば、いまよりずっと自分を引き立ててくれる洋服を選べるはず。慣れない色にもトライしてみて。

七江亜紀
色のひと(R)・カラーキュレーター(R)。それぞれの色が持つ普遍の魅力を組み合わせ、独自の価値基準で、これからの新しい生活価値を提案する、ライフスタイル・クリエイター。企業やビジネスパーソンを対象とし、ファッション、食、インテリア等ライフスタイル全般のカラーコンサルティング、ブランディングを行う。 「色」を視覚だけに頼らず五感全てを通してイメージできるように、さまざまなものの価値向上を図る。また多くのメディアにて監修、大学や講習会でも講師業を行う。クチコミで広まったサロン「Lustre(ラスタ)」には全国から多くの女性たちが訪れている。2009年の処女作『働く女性のための色とスタイル教室 』(講談社)はロングセラーとなり、衣食住にまつわる色の本『知って役立つ色の事典・TJMOOK』(宝島社)は発売後すぐに完売となる。2015年2月には初の書き下ろし文庫本『色が教えてくれること?人生の悩みの9割は「色」で解決できる』(大和書房)を刊行、現在も重版を重ねている。2016年春には待望の新刊が刊行予定!