1月30日、台湾・中時電子報は記事「こんな機能が!旧日本軍の戦闘帽についている“布”の機能とは」を掲載した。足軽や武士の鎧の伝統をくんでいるという説があるという。写真は旧日本軍の装備品。

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2016年1月30日、台湾・中時電子報は記事「こんな機能が!旧日本軍の戦闘帽についている“布”の機能とは」を掲載した。

旧日本軍の軍服でなんといっても特徴的なのが戦闘帽だ。帽垂布(ぼうたれぬの)と呼ばれる布が取り付けられていて、うなじを覆っている。この帽垂布は単なるデザインではない。ちゃんとした役割を持っている。

帽垂布はもともと北アフリカに駐屯していたフランス軍が採用していたという。日よけと虫避けが主な役割。旧日本陸軍はフランス式を採用したため、帽垂布も導入された。また、爆弾の破片や飛んできた石で首が負傷しないようにという防具の役割もあった。

日本の伝統が関係しているという説もある。足軽と呼ばれる日本古代の兵士たちは陣笠の下に日よけの布をつけていた。また、日本伝統の鎧甲も首を守るための布が着いている。明治維新後、フランス式の軍服を採用した後も古代の伝統が残されていたというのだ。伝統文化と欧米文明の融合に武士道を加えたスタイル、それがあの特徴的な戦闘帽だったのかもしれない。(翻訳・編集/増田聡太郎)