葉富田さん提供

写真拡大

(新北 3日 中央社)北部・新北市の沿海部に1羽のタンチョウが飛来して2カ月が経った。珍しい光景を見ようと周辺には毎日多くの見物客がつめかけ、さながら人気の観光名所と化している。

昨年11月28日、約8年ぶりに新北市への飛来が確認されたタンチョウ。現在は三芝区内に数カ所ある特定の場所で暮らす。これまでに小川でエサとなる小魚を取る姿やアオサギやコサギに寄り添う姿が見られたほか、近づいた野良犬に威嚇の態度を示すこともあった。

市では周囲に規制線を張り、ボードを立てるなどして安全を確保する一方、民間団体は観賞に訪れる人のために仮設テントを設置。「台北鳥会」のボランティアによる解説も行われている。

ただ、台湾は間もなく旧正月(今年は2月8日)を迎え、爆竹の音に驚くなどの影響が心配される。また、心ない人たちがタンチョウのすみかに侵入するケースも見られ、関係者は安全のために刺激することを避け、遠くから眺めるだけにするよう呼びかけている。

(黄旭昇/編集:齊藤啓介)