FPSゲーム風映画『Hardcore Henry』新予告編、Twitchで2月10日に公開。監督のゲーム話も

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映像スタジオの STX Entertainment が映画『Hardcore Henry』の新しい予告ムービーをゲーム中継プラットフォームの Twitch 上で公開すると発表しました。『Hardcore Henry』は全編を一人称視点で展開する映画で、FPS ゲームへのオマージュを多数織り込んで制作がすすめられています。

 

 

『Hardcore Henry』は、全編にわたってFPS(First Person shooter)ゲームのように主人公の視点で展開される斬新な SF アクション映画。2014年にクラウドファンディングで制作資金を集め、2015年のトロント映画祭で最初の正式な予告編映像を公開、それを観た STX Entertainment が1000万ドルでその権利を買い取りました。

2月10日(日本時間2月11日午前11時ごろ)からの Twitch 上のイベントでは新しい予告編ムービーの公開にくわえ、監督・脚本・出演のロシア人クリエイター Ilya Naishuller が登場するとのこと。Ilya Naishuller はゲーム好きとして知られ、イベントではゲームへの情熱などをテーマに語る予定とか。

『Hardcore Henry』は FPS ゲームへのオマージュを多数織り込んでいるとされます。『Hardcore Henry』は映像のテンポもゲームのそれに近い速さで展開するよう工夫されているため、その手のゲームが好きな人ならかなり楽しめるものとなりそう。一方で車酔いや映像酔いしやすい人は、あらかじめ酔い止め薬を服用しておくほうが良いかもしれません。

映画本編は3月11日からテキサス州オースティンで開催の SXSW 2016 でプレミア公開、米国では4月8日の公開予定です。

 



 

なお、一人称視点を扱った映画はそれほど珍しいものではありません。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、『クローバー・フィールド』などでは一人称視点を大胆に利用して恐怖感やリアリティを増幅する効果を引き出していました。

ただ、それらの映像は一人称視点でありながらも主人公視点というよりはドキュメンタリー的な映像で、ズームなどの映像効果も使われていました。一方、『Hardcore Henry』では FPS ゲームの映像で映画を作るというコンセプトを実現するため、ヘッドギアに2つのアクションカメラをマウントした特殊器具を用意、主人公の役者がそれを装着して演じることで、正真正銘の主人公視点を作り上げています。

ちなみに、監督の Ilya Naishuller は、ロックバンド Biting Elbows で活動するミュージシャンとしての顔も併せ持ちます。Biting Elbows は2011年に制作した PV 「The Stampede」および2013年「Bad Motherfucker」で FPS ゲーム風の映像を用いて話題となったほか、2012年には Guns N' Roses モスクワ公演のオープニングアクトも務めています。