今日は節分。スーパーやコンビニの店先には、鬼のお面や柊(ひいらぎ)付きの大豆が平積みにして売られていますね。豆まきをして邪気を払うこの日にちなんで、大豆に含まれる成分の健康効果をおさらいして、ダイエットに活かしませんか?

節分に豆をまくのはなぜ?

節分の行事は室町時代以降に盛んになったといいます。なぜ豆をまくのかについてはいろいろな説がありますが、豆を「魔目(まめ)」と読み換えて鬼の目に豆を投げることで魔が滅する(「魔滅(まめ)」)とする説があります。柊とイワシの頭で作る「柊鰯(ひいらぎいわし)」を玄関先にかけておくのは、鬼を家に寄せ付けない魔除けの効果があるとされています。

大豆の栄養をおさらいしてみよう!

「畑の肉」といわれるのは、大豆に含まれるアミノ酸の構造が動物たんぱく質に似ているからです。脂肪が多いので食べ過ぎには注意が必要ですが、動物性脂肪と違ってコレステロールが少ないのが特徴。大豆にはレシチン(ホスファチジルコリン)というリン脂質、リノール酸やサポニンが含まれていて、コレステロールを排出するからです。ビタミンはB1・B2、ビタミンE、カルシウム・鉄などのミネラルも豊富で栄養バランスが抜群の食品です。

ダイエット効果があるのはナゼ?

大豆には食物繊維や腸内細菌であるオリゴ糖が含まれています。大豆の不溶性食物繊維は水分を含んでふくらむので食欲を抑えますし、便のカサをふやして便通をよくします。糖分の吸収を送らせたり、脂肪の吸収を抑えたりする効果があります。腸のぜんどう運動を活性化して、腸内細菌を増やして便秘を解消します。大豆には水溶性食物繊維も含まれており、糖や脂肪の吸収を抑えます。オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり善玉菌が増えて腸内環境が整います。たんぱく質を分解し、アミノ酸が数個つながった状態の物質である大豆ペプチドは、アミノ酸の吸収時間を早めます。筋肉に使われるたんぱく質補給が30分程度でできて基礎代謝が高まり、ダイエット効果が期待できるのです。


writer:松尾真佐代