2日、韓国・聯合ニュースは、韓国・仁川空港発の航空機内でアナウンスされる「この飛行機はソウルを出発し…」という文言に、仁川市の職員が不満を抱えていると報じた。同空港の所在地が、ソウル市ではなく仁川市だという理由だ。写真は仁川空港。

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2016年2月2日、韓国・聯合ニュースは、韓国・仁川空港発の航空機内でアナウンスされる「この飛行機はソウルを出発し…」という文言に不満を抱える人たちがいると報じた。それは仁川市の職員たち。仁川国際空港の所在地がソウル市ではなく仁川市だという理由だ。

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「ソウルを出発した」とのアナウンスは、国際民間航空機関(ICAO)において同空港の所在地がソウルと登録されていることによる。韓国政府が発刊する航空路誌(AIP)にも、その位置と名称は「ソウル・仁川国際空港」と記されている。仁川市は「ソウルの仁川空港」との認識が広まっているのを正すため、11年から韓国国土交通部にAIP表記の修正を求めているのだ。同部はこれに対し、修正は大きな混乱を招くとして否定的な立場を取っている。

ICAOやAIPでの修正が進まない中、仁川市は機内アナウンスだけでも「正しく」なされるよう誘導する動きに出た。各航空会社の機内アナウンスマニュアルを確認後、韓国語はもちろん、外国語のアナウンスでも、ソウルではなく仁川と案内するよう各社に申し入れをする方針だ。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「何か間違いが分かっていても、絶対に直そうとしないのが公務員社会の慣例じゃないのか?直されたり訂正されたりした例を見たことがないよ」
「どうでもいいことを気にしてないで、保安を徹底して」
「さすが公務員。ああでも駄目、こうでも駄目、いつもやってる通りだね」

「ソウルでいいでしょ。外国人にとって仁川はソウルに入るための関門でしかない」
「狭い国土なんだから、適当でいいよ。今大事なのはそんなことじゃないし」
「ただの地域の利己主義」
「仁川という名前に変えたら、外国人がますます来なくなりそう」

「日本だって同じだよ。成田は東京とは全然別の場所なのに、東京・成田空港と言うじゃないか」
「そんなに仕事がないのか。空港の負債を減らすのが先だろう」
「国土の広い米国や中国では、100キロでもすぐ隣みたいなもの。外国人が分かりやすいように、ソウル・仁川空港が一番効率的だよ」(翻訳・編集/吉金)