いま流行の“パーソナルジム”は、泣くほどツラかった【元アイドル22kgヤセへの道】
<元SDN48・なちゅ【22kgヤセへの道】9話>

 私はダイエットで22kg痩せる事ができました。体重74kg・体脂肪50%まで激太りした私は、2ヶ月で14kg自己流ダイエットでの減量に成功。3ヶ月目にして六本木の個人パーソナルジム「BODY MAKE GYM CLOVER」に入りました。

 ドSマッチョな植田知成(ちせい)トレーナー。よく聞けば某高級パーソナルジムのTOPトレーナーさんだったそうです! マジかよっ! 某高級パーソナルジムに通わずとも同じトレーニングを受けられる。しかも筋トレ後のプロテインも、某ジムでは3万円。CLOVERならば市販の「ビーレジェンドプロテイン」(リアルスタイル社)2600円。この差はデカイ。ラッキー!

◆「そんな筋トレじゃ効果ないです」

 筋トレ初日。前に1ヶ月間だけパーソナルジムに行った事があった私。なんとなくあんな感じかなとイメージをしました。筋トレはかなりキツイ。ある程度覚悟して行ったのですが、CLOVERは…せっかくイメトレしたのに、思ってたのと違いました。

 まず前のジムで、ただ重さを上げればしきりに褒められていたスクワットのフォームが、「全然違う!」とドSにフォーム全否定されました。

「そんなんじゃせっかく筋トレしても効果ないです」「えー!!!」。

 スクワットは、「骨盤前傾して、背すじ伸ばして、お腹に力入れて!」恐竜みたい…変な格好に呆然。コレが適切なフォーム? マジで言ってる? お腹に力を入れるからどっちかと言えば背中丸めるのだと思ってた。されるがままの私。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=448865

 デッドリフトでは「骨盤を前傾して、背すじ伸ばして、お腹と足全体に力を入れて!」。

 もう考える事が多すぎて集中せずには居られなかったです。おかげさまで必死なので時間が過ぎるのはあっという間でした。

 知成トレーナーが筋肉に意識をしやすくするために、背中や腰あたりの筋肉を手で触ってくれるんだけど、何も意識出来ない!

「足に力入れるってなんですか?」

「そうですね、なちゅさんは全然力が入ってないです。まだ筋肉がないので仕方がないのですが、そのうち筋肉がつけば感覚分かってきます。頑張りましょう!」

 そう…なのか…。その日は下半身の筋トレ日(スクワット・デッドリフトなど)、2回目は上半身でした。

◆痛くて動けない! 逃げたい!

 筋トレでギャーギャーいいながら50分。ふわふわ身体に疲れが。そのまま有酸素運動のエアロバイクを30分。1分間のペダルの回転数が60をきらないように、心拍数が130程度になるように意識をしながら漕ぎます。

「はぁっ、ぶひっ、はぁっ」。バイク30分も息絶え絶えで凄く大変。でもこれは覚悟してた! 辛いんだろうなとイメトレして来たのは良かったです。

 おかげでジムでは挫折しない。出来ないし(ドSトレーナー様がテンションで最後まで頑張らせてくれます)。終わった後は呆然と抜け殻の様にシャワーを浴び「最初は筋肉痛キツイですが2週間もすればそこまでひどい筋肉痛は出なくなるように体も変化するので頑張ってください」と言われて帰宅。

 帰宅してすぐにベッドに倒れ込んで爆睡。あ〜っ、ついに本当に筋トレの日々が始まったんだ。もう一人の問題じゃない、逃げられない。逃げたらあのドSトレーナーになんて思われるか。

 翌日には腕が上がらない。全身が痛くて全く動けない。立っても座っても痛い。Tシャツを着ようにも腕を通せない。

「死ぬーっ」。デブで自分に甘い私は、「なちゅ可哀想。こんなに頑張ってるのに」と、悲劇のヒロインを気取って被害者モードで枕を涙で濡らしました。何やってるんだろう…コレで良いんだよね、私? なちゅ豚はもがき苦しみました。