1日、中国から日本に買い物に出かける団体が、アジア最大の旅客船「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」で1月下旬に上海を出発し日本に到着した。資料写真。

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2016年2月1日、中国から日本に買い物に出かける団体が、アジア最大の旅客船「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」で1月下旬に上海を出発し日本に到着した。日本メディアの報道によると、旅客たちは福岡市で観光と買い物を楽しみ、いろいろなサイズの買い物袋に入った商品を抱えて再び船に乗り込んだという。中国観光客は買い物に熱心で、そうした情熱を表す「爆買い」が2015年には日本で新語・流行語大賞を受賞した。人民日報海外版が伝えた。

消費需要が個性化し、高品質化する一方で、中国の国内関連産業の生産能力は過剰で、安売り競争が止まらない。こうした消費と供給のミスマッチが、消費需要を海外に向かわせている。有効な供給が消費ニーズに対応できていないため、生産能力の過剰がさらに重荷になっている。

有効な供給を提供するその舞台裏では、生産要素の配置を整え、消費者が求める商品を生産するという単純なことだけではなく、消費者の信頼感に思いを馳せることも必要になる。海外での大量買いからわかるのは、中国には抑圧された消費ニーズがあるということ、潜在的ではあるが国産品への信頼が危機に瀕していることだ。粉ミルクがよい例だ。中国人が海外製品を選ぶ時には、口コミを頼りにすることが多く、買う人が増えれば増えるほど海外産粉ミルクに対する消費者の認知度が高まっていった。必要なことは消費者が満足する商品を作ると同時に、消費者の国産品に対する信頼をどのように高めるかを考えることだ。国産品の中にもよい商品はたくさんあり、海外の商品の多くはメードインチャイナだ。中国人の国産品に対する不信感を払拭することは、企業や産業の急務であるだけでなく、政府が引き受けなければならない重大な任務でもある。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)