1日、日本政府が外国人の入国審査をあらかじめ出発地で行う「プレクリアランス」を台湾との間で再開する方針だと韓国メディアが報じたところ、韓国のネットユーザーから反発の声が上がっている。写真は成田空港。

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2016年2月1日、訪日外国人旅行客の急増に対応するため、日本政府が外国人の入国審査をあらかじめ出発地で行う「プレクリアランス(事前入国審査)」を台湾との間で再開する方針だと韓国・ニュース1が報じたところ、韓国のネットユーザーから反発の声が上がっている。

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日本政府は05〜09年の間、訪日客が多い韓国・仁川空港、台湾・桃園空港で事前審査を実施していたことがある。今回、政府は17年度から台湾との間で制度を再開する方針で、近く台湾と交渉を開始するという。

プレクリアランスとは、出発地の空港で事前審査を行うことで日本到着後の手続きを簡便にし、スムーズな入国を図るためのもの。事前の指紋採取により不法滞在などの経歴が明らかになれば、飛行機に乗る前に入国拒否の対象となる。

導入により一般旅行者の利便性は間違いなく増すと思われるが、この報道に触れた韓国のネットユーザーの多くが、制度を「日本が外国人の入国を厳しく取り締まるための手法」と考えたようだ。記事に寄せられたコメントには、反発の声が目立つ。

「韓国も同じ手法で対抗すればいい。何の問題もない」
「同じではなくて、もう国交を断絶してやればいい」
「日本には見るものもないし、行きたくもないよ」

「ずいぶん傲慢(ごうまん)なやり方だ」
「台湾はかわいそうだな。韓国は日本と仲が良くないから仕方ないとしても、台湾が日本にこんな差別をされるとは…」
「日本人は、放射能が少しでも検出されたら入国禁止にすべき」

「韓国も日本人と中国人に審査をした方がいい」
「日本人が韓国に来ないのに、韓国人がわざわざお金を使いに日本に行くことはない。そんなにお金を使う所がないのか?」
「それでなくても気に入らないのに。まあ、行かなきゃいい話だ」

一方、こうした反発の声をたしなめるコメントも少数ながら寄せられている。

「みんな、記事をちゃんと読んでからコメントしてくれ!」
「これは日本での手続きをスムーズにするための良い制度なのに、みんななぜ悪く言うんだ?」
「韓国の観光客に、もっと楽に来てもらえるようにサービスしてくれるという話だよ」(翻訳・編集/吉金)