1日、香港を訪れる中国本土の観光客が2.9%減少したことが分かった。写真は香港。

写真拡大

2016年2月1日、中国新聞網によると、香港を訪れる中国本土の観光客が2.9%減少したことが分かった。

香港政府の入境(入国)事務処によると、2015年に香港を訪れた観光客は5930万人で、前年比で2.5%減少した。このうち、中国本土からの観光客は4562万人で、同2.9%の減少となった。

香港では、中国本土で転売することを目的に香港で商品を買いあさる本土客が問題となっており、入境処の陳国基(チェン・グオジー)処長によると、12年9月から15年末までに2646人が逮捕された。また、香港に入る目的が疑わしい観光客に対して入境を拒否したケースは、昨年末時点の累計で4万8100件に上った。

このほか、香港の身分証明書取得を目的に、香港で出産しようとする妊婦が多いことも問題になっている。香港の病院の予約がない妊婦が入境しようとするケースは、11年には月平均で160件ほどあったが、昨年は8件程度に減少した。また、昨年は4万6977人の妊婦が調査対象となり、入境拒否は4954件だった。

香港ではこれらの問題から反中感情が高まっており、本土客の客足も遠のいている。(翻訳・編集/北田)