ミンチェ

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(台北 2日 中央社)台湾プロ野球のラミゴから戦力外通告を受けていた元西武のミンチェ(許銘傑)投手(39)は1日夜、声明を発表し、中信兄弟に入団すると明らかにした。契約は1年で、月給は16万台湾元(約58万円)。ミンチェの移籍先をめぐっては、社会人チーム「トプコファルコンズ」(崇越隼鷹)と契約予定だと報じられていた。

声明によれば、ミンチェは1日午前にトプコと契約を結ぶ予定だったが、直前の1月31日の夜中に中信兄弟からマネジメント会社に連絡があり、契約を提案されたという。ミンチェは自身の生涯だけでなく、誠実さにも関わるとして一晩中悩んだ末、1日午後に中信兄弟に加わることを決めた。

声明の中でミンチェは、戦力外となった後、プロとしてプレーし続けるための努力を重ねる一方、「自分が必要とするものは何なのか」を自問自答してきたと胸の内を明かした。その上で、現段階で最もしたいことは、たとえ未来が不確かであっても(プロ野球という)未完成の舞台で前進を続けることだという結論に至ったと説明している。

ミンチェは、中信兄弟はプロ野球という舞台でもう一度活躍する機会を与えてくれたとして感謝を述べる一方、トプコに対しては謝罪の意思を示した。

スライダーやシュートなど横の変化球を得意とするミンチェは、2000年から12年間にわたり西武でプレーしたが、2013年にオリックスを退団後、台湾に戻りラミゴに入団。1年目の2014年は28試合(先発14)に登板し、7勝5敗、防御率3.87だった。昨年は登板数が19試合(先発13)に減り、成績も4勝3敗、防御率4.76へと落ちていた。

(李晋緯/編集:杉野浩司)