Doctors Me(ドクターズミー)- しばらく生理がこない…もしかしたら早発閉経かも…?

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いつも生理不順気味。妊娠したわけではないのに、生理がこない…。
もしかすると早発閉経かもしれません!

妊娠を希望している人には重大問題ですし、その他にも心身にいろんな影響が出ると耳にします。今回は、早発閉経について医師に聞いてきた話をお伝えしたいと思います。

早発閉経の症状は?

早発閉経は、早発卵巣不全とよばれることもあり、40歳未満の閉経するにはまだ早い年齢で、月経がこなくなってしまうことをいいます。早発閉経の症状は、生理不順や無月経で、中には月経が一度もこない「原発性無月経」という早発閉経もあります。

典型的なパターンは、月経が始まった頃から生理周期が不順で、18〜20歳位では、1年に2〜3回ぐらいしか月経がこなくなり、20歳代前半位からは完全に月経がなくなってしまうというもの。

早発閉経は不妊の原因になります。また、ホルモンの分泌のバランスが崩れるため、
・のぼせ
・発汗
・膣の渇き
・イライラ
・睡眠障害
といった更年期障害が出ることもあります。

早発閉経の原因は?

早発閉経の原因がはっきりわかるものは1〜2割程度といわれていいます。また、甲状腺や副腎の疾患がある人、喫煙者にも起こりやすいといわれています。

【早期閉経の原因といわれるもの】
・自己免疫の異常
・染色体や遺伝子の異常
・卵巣の手術や化学療法、放射線治療
・ダイエットやストレスにより卵巣の機能の低下

早発閉経の治療や予防は?

【治療法】
卵巣の機能を補い、生理周期をつくるために、ホルモン補充療法(HRT)などが行われます。

生理がこないということは、女性ホルモンがしっかり分泌されていないということです。
更年期障害以外にも、骨粗しょう症や心筋梗塞、脳梗塞などが起こりやすくなります。これを防ぐため、早発閉経になったら、今後妊娠を希望しなくても、女性ホルモンを服用するなどの治療は、50歳前後の平均的な閉経年齢までは続けることが大切です。

また不妊治療を行う場合は早めに治療を開始することが重要であるため、生理不順が気になったら早めに産婦人科を受診しましょう。

【予防と改善のための注意】
早発閉経を予防・改善には、日常生活において、以下のことには気をつけましょう。
・バランスのとれた食事を規則正しくとる
・睡眠時間をしっかり確保する
・適度な運動をする
・ストレスをためない
・喫煙をやめる

【医師からのアドバイス】

不妊だけでなく、さまざまな症状や体調不良を引き起こす、女性の早発閉経。まずはよく理解し、しっかり対策していきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)