1日、中国人の多くはイングリッシュ・ネームを持つが、中国の伝統文化が影響しているという。

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2016年2月1日、参考消息網によると、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレは「なぜ中国人の多くはイングリッシュ・ネームを持つのか」と題した記事を掲載した。

欧米人の多くはジャッキー・チェンという名前は聞いたことがあっても成龍という名前は聞いたことはないだろう。もちろん同一人物だ。中国人にはイングリッシュ・ネームを持つ人が少なくない。英国植民地の歴史を持つ香港にイングリッシュ・ネームを持つ人が多いことは理解できる。しかし中国本土にもイングリッシュ・ネームが広まりつつあるのはなぜだろうか。

香港教育研究所の李楚成教授は中国の伝統文化が関係していると指摘する。中国の礼儀作法において、緊密な関係にならない限り相手の名前を呼ばないのが一般的だ。また、名前を呼ぶと、先輩が後輩を呼びつけるような上下関係を意識させてしまう。中国語とは異なるイングリッシュ・ネームは一種の緩衝帯のような働きをして、気後れせずに相手の名前を呼ぶことができる。親しいコミュニケーションを交わすために有用なツールになるのだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)