中国・陝西省で1月27日、高速バスの女性乗務員が男性乗客にシートベルトを着用するよう求めたところ、顔面を殴られて負傷し、病院で治療を受けていることが分かった。地元メディアの華西報が伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国・陝西省で1月27日、高速バスの女性乗務員が男性乗客にシートベルトを着用するよう求めたところ、顔面を殴られて負傷し、病院で治療を受けていることが分かった。乗務員が、ベルト着用が規則であり、従わない場合には罰金が適用されると言ったところ口論になり、目を殴られたという。地元メディアの華西報が伝えた。

 Wさんは陝西省興平市と西安市を結ぶ路線の高速バスに乗務している。1月27日午後、西安市城西長距離バスステーションから出発する前に、乗客にシートベルトを着用するよう求め、点検作業を行った。

 シートベルトをしていない男性の乗客がいた。改めて着用を求めても、応じようとしなかった。そこでWさんは、ベルト着用の規則があり、従わない場合には罰金200元(約3670円)の適用対象になると説明した。

 Wさんと男性乗客が口論になった。言い争いが次第に激しくなった。男性乗客はいきなり拳を握ってWさんの顔面を殴った。Wさんは弾き飛ばされるように床に転倒した。

 車内は大騒ぎになったが、男性乗客はいつの間にか姿を消していたという。Wさんは右目の眼球を負傷しており、病院で治療を続けているという。

 Wさんの上司は、安全ベルト着用に理解を示さない乗客は多いが、乗務員が殴られることになるとは思わなかったと説明。「ベルト着用は、お客さんが自分自身の安全のためなのですがねえ」と語った。

 警察が同件についての捜査を始めたという。(編集担当:如月隼人)