1日、韓国の慰安婦問題をめぐり、安倍晋三首相が「強制性はなかった」と述べたのに続き、日本政府が国連機関に「旧日本軍が強制連行した事実はない」と伝えたことなどを受け、韓国メディアが「問題は無限に続くのか」と懸念する記事を報じた。資料写真。

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2016年2月1日、韓国の慰安婦問題をめぐり、安倍晋三首相が「強制性はなかった」と述べたのに続き、日本政府が国連機関に「旧日本軍が強制連行した事実はない」と伝えたことなどを受け、韓国・ニュース1が今後の問題の行方を懸念する記事を報じた。

記事は、昨年末の日韓合意の精神を毀損(きそん)するような言動が日本側で相次いでおり、合意内容の履行の着手すらできていない、と伝えている。「最終的かつ不可逆的な問題解決」の前提条件が「合意内容の忠実な履行」とされた以上、日本政府のこうした行動によって合意は破棄されたとみるべきではないか、との指摘すら一部で上がり始めているという。

一方の韓国政府は1日、日本政府が国連機関に提出した報告書について外交部報道官が批判のコメントを出したものの、日本側の主張に逐一対応していては日本政府の論理に巻き込まれ問題の本質がごまかされる可能性があるとして、公式の対応は自制するとみられている。

こうした状況に、ニュース1は慰安婦問題において「合意、(強制性の)否定、(合意の)無効の問題が無限に繰り返されるのではないか」と報じ、韓国のネットユーザーがこれにさまざまなコメントを寄せた。

「安倍首相が電話で謝罪したらしいから、その通話内容を公開しろ。その前に、謝罪は被害者に直接すべきものではあるが」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領はうそがうまい」
「解決できなかったことを解決したと、メディアも褒めてたじゃないか」

「合意したのかしてないのか、投票で決めよう」
「安倍さんが自分で合意をパーにした。でも朴大統領は今でも合意したつもり…。もう無効を宣言して、日本の悪意ある罪を世界に知らしめてほしい」
「これが朴槿恵の偉業だ」

「結局、無能な朴大統領がまたカモにされたということだ。本当に恥ずかしい」
「日本人がこうやって言い逃れするだろうことは、一般の韓国人でも十分に予想できたのに」
「合意は明らかに間違っている。無効にすべきだ。このままじっとしていたら、安倍首相にやられるばかり」(翻訳・編集/吉金)