1日、中国海南省でこのほど、放火殺人の罪で服役していた男性の陳満さんに対し、最高裁が逆転無罪判決を言い渡した。

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2016年2月1日、澎湃新聞網によると、中国海南省でこのほど、放火殺人の罪で服役していた男性の陳満(チェン・マン)さんに対し、最高裁が逆転無罪判決を言い渡した。陳さんは23年ぶりに釈放された。

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判決後、海南省高等法院の副院長は陳さんに対し、頭を下げて謝罪。現金5000元(約9万2000円)を支払う意向を示した。陳さんは「大丈夫です」と話し、一審判決当時の司法を取り巻く環境、歴史的な原因が冤罪を生む原因になったと指摘。無罪判決に「とてもうれしい」と述べた。陳さんの弁護人は「中国の司法史上例をみない冤罪事件だ」としている。

陳さんは1992年12月、海南省海口市で起きた放火殺人事件の容疑者として逮捕された。94年に地裁で死刑判決を受け、控訴したものの、01年に高裁が一審判決を支持。最高裁に上告後の14年7月、事件に関する新たな資料が発見され、今回の逆転無罪判決となった。(翻訳・編集/大宮)