NTTコミュニケーションズは1日、インターネット接続サービス「OCN」の利用者などを対象に「マルウェア不正通信ブロックサービス」の無料での提供を開始した。申し込みや設定は不要。

 「マルウェア」とは、悪意をもって作られたソフトウェアの総称。マルウェアに感染したパソコンなどは、インターネットバンキングでの不正送金や、マイナンバーやパスワードなどの個人情報の漏えいといった被害をもたらす可能性がある。同サービスでは、マルウェアが外部と不正な通信を行おうとすると、通信の内容(宛先情報)からそれを検知し、アクセスを遮断することで被害を防ぐ。

 同サービスで検知・遮断のために参照する情報の範囲は、業界団体のガイドラインに準じており通信している情報の中身は対象とならない。マルウェアに感染していることが検知されると、利用者に対して同社から通知がいく。このような通信の宛先情報に基づいて不正な通信をブロックするサービスの提供は、国内の事業者として初めての試みだという。